2022.11.12
その他
こんにちは!
明倫ゼミナール弥富通校です。
今週火曜日に月食が起こりましたね!
弥富通校からもきれいな皆既食が観察できました!
特に受験生はテキストで見るような月食を観察して、
入試前により理解を深めることができました。
月食とは、地球の影に月が入ることで月が欠けていく現象です。
特に今回は皆既月食ということもあり、全体が「赤胴色」に見えました。
影に入ると光が当たらず真っ暗になりそうな印象もありますが、赤黒い色に見えるのはなぜでしょう?
それは色の『波長』の違いです。
光の中には波長の異なる色がいくつかあり、この波長の違いで色が屈折する角度が違ってきます。
虹がまさしくそうですね!
虹は太陽の光が空気中の水滴の中を通るときに、それぞれの色で屈折をして7色に見えます。
その色の中でも特に赤色は波長が長く、大気でわずかに屈折して地球の影の中を進むことができます。
反対に青色は波長が短く、屈折角が大きいため大気の中を進むことができません。
これにより、皆既食は「赤銅色」に見えるのです!
残念ながら天王食は観察できませんでしたが、
みんな赤色に見える月をみて感動しておりました。
次に皆既食が起こるのは3年後とのことです。
3年後も生徒たちと感動しながら観測したいと思います!