2021.03.03
先生から
高校3年生・中学3年生の皆様
こんにちは!
明倫ゼミナール 豊田中央校です。
高校生は2月の末
中学生の方は、今日、
このコロナ禍、とても苦しく辛いことが多々あった1年間だったと思います。
そんな中、日々のテスト勉強でも大変なのに
受験勉強まで頑張った皆さん、本当にお疲れ様でした。
まだ、受験が終わっていない皆さん。
皆さんは、この1年間を乗り越えてきたんです!
最後の最後の最後まで、あきらめず自分自身の努力を信じて突き進んでください!
また、受験が終わった後でも大丈夫です。
教室の入口に『人生の難問』を掲示しています。
ぜひ見に来てください。
ーーーーーーーーーーーーー実体験話--------------
私が皆さんと同じ受験生の頃、
試験当日(第一志望の推薦入試)、試験会場へ向かう電車の中での出来事です。
当時は、入試に向けて勉強や面接練習の日々。
とてもつらく、途中でやめたくなっていました。
試験当日も不安ばかりで猫背になり、地面ばかりを見て
溜め息ばかりが出ていました。
『はぁ~、、、』
試験会場に向かう電車の中でもプレッシャーに押しつぶされそうでした。
途中の駅で停車し、続々と人が乗ってきて席はあっという間に埋まり
周りを見渡すと高齢の方が座れず立っていましたが当時の私は、
席を譲る余裕も気力もありませんでした。
その時、1人の受験生がその高齢の方に席を譲り、
『ありがとうございます。』
高齢の方が譲ってくれた受験生にいいました。
その後、ベビーカーをひいて4,5歳児の子どもを連れた女性が乗ってきました。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんがおもちゃを放り投げ、
転がっていき、先程の高齢の方の足元で止まります。
高齢の方は、そのおもちゃを子どもに返しました。
『おじいちゃん、ありがとうっ!!』
と大きすぎる声でいいました。
気が付くと先程まで感じていた『不安』と『プレッシャー』がなくなっていました。
そして、席を譲った受験生は、その推薦入試に合格し、今では私の友人となりました。
ちなみに私はその推薦はだめで、その後の筆記で合格しました。
まだ受験が残っている皆さん、
皆さんも今の心境は、この当時の私と同じだと思います。
苦しい時こそ、何か1つ『良い事』をすると
形が変わっても自分に『返ってくる』と私は思います。
『良い事』をするかしないかは、皆さんにお任せします。
私の実体験でした。最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。