豊田校のブログ

(小話)紅葉のメカニズムとは??

2024.11.09

その他

豊田市・岡崎市で塾をお探しのみなさん、こんにちは!
地域密着で手厚い集団授業の進学塾、明倫ゼミナール豊田校です。

 

今日は季節がらのお話を1つ。

 

気温が冬に向けて下がりつつあるこの時期は街路樹などの木々が色づきを見せる時期、紅葉のシーズンですね。豊田市には、有名な「香嵐渓」がありますので紅葉というものが身近なものだと思います。

 

またその紅葉は、植物によって色が違うというのがありますね。ではでは、そのメカニズムはどうなっているのでしょうか?( 一一)

 

植物によって異なる色づきには実は色づきに関わる色素が異なることが挙げられます。モミジのようなきれいな赤色に色づく系は、「アントシアニン」という色素が関わっており、イチョウのようなきれいな黄色に色づく系は、「カロチノイド」という色素が関わっています。

 

アントシアニンは日光をよく浴びるとよりキレイな赤色になる特徴があります。(リンゴが赤くなることやブドウが紫になるのはこれが原因のようですね。)一方、カロチノイドが黄色を発現させる色素ではあるのですが、植物はクロロフィル(葉緑素※理科でいうところの葉緑体ですね)が沢山ありますので基本的には緑色ですが、気温が8℃前後を下回りだすとクロロフィルが先に分解をされ、カロチノイドが残るという現象が起こることにより、葉が黄色になると言われています。

 

紅葉の際にはモミジをよく見ると思いますが、色づきがいまいちな年は秋のこの時期が曇りや雨など天候に恵まれていない年と判断でき、色づきが鮮やかな年は、秋晴れの続いた天候に恵まれた年と判断ができるそうです。

 

もうすぐ中学校は後期中間試験・2学期期末試験の時期です。試験がおわったら1度木々を眺めてみて色づきがどうか見てみることも面白いかもしれませんね。

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