2021.03.17
その他
豊田市・岡崎市で塾をお探しのみなさん、こんにちは!
地域密着で手厚い集団授業の進学塾、明倫ゼミナール豊田校です。
今週で3月の明倫の通常授業が一旦終了いたします。
来週・再来週は春期講習期間のため、お申込みしていない生徒様はお休みになります。
次回通常授業は、4月5日(月)から始まります。
お間違えの無いように、お願いします。
ちなみに、中学生には、春休みの長期課題を出しておきました。
計画的に進めていきましょう!
さて、珍しくではありますが、先週・今週と中学3年生の英語の授業を担当いたしました。
3月中は移行措置で、今年から中2で習う内容を中3に授業しましたが、
本来中3の秋ごろに習うはずの内容(It~to構文と、疑問詞+to do)が、
今年から中2のだいたい7月ごろに習うそうですね。
また、単語も今までは中3で習うものも、中2までおりてきております。
やはりこちらとしては、授業のやりがいがありますね!
これだけ生徒の知識が増えれば、中3の夏以降の内容も教え方にかなり幅が出てきます。
しかし、生徒からすれば、習う内容も多くなるし、覚える単語も多くなります。
そこで、最後に英語の上達方法です。
英語の上達方法は大きく3つです。
①音ではなく、文法をしっかり意識して勉強する
②単語の品詞の意味・働きを理解する
③ミスをしない
例えば、『私は去年、外国へ行きました』を英語で2通りで書けますか?
昨日多かったミスが、
I went to abroad last year. でした。
確かに、~に行くは、go to ~で習いましたね。
これが文法を意識しておらず、音で覚えている証拠です。
では、何が違うのか見ていきましょうか。
go:行く
go to ~:~に行く
abroad:外国に/へ
でしたね。もう何がおかしいかはわかりましたよね。
go to abroadでは、外国へに行くとなってしまい、助詞が重なります。
では、なぜこのようなことが起こってしまうのか?
ここからが品詞の理解が試されます。
toは前置詞で、後ろには名詞が基本的にきます。
abroadは名詞ではなく、副詞です。前置詞 to の意味まで含んでいるのです。
よっておかしなことが起こったのです。
もし、go to ~の形で書くのであれば、次のように書けば問題ありません。
I went to a foreign country last year.
foreignは形容詞で、後のcountryという名詞を修飾しております。
よってこの文章ならば、前置詞の後に名詞が来ておりますので正しいです。
文法というのは、文に使われている単語をしっかり順番通りに並べることです。
これができるようになるためには、品詞の理解しかありません。
最後に、英語というのは数学よりもミスで点数を落としがちです。
上記の文章を例にして考えると、起こりやすいミスは2か所です。
・動詞を過去形に直すこと
・country(可算名詞)の前に冠詞を置くこと
どちらも中1で習う内容にはなりますが、意識して気を張っておけば間違えることはありません。
では、なぜミスが起こりやすいのか。答えは、中1の内容だからと言って油断しているからです。
簡単な内容でも、大事だからこそあえて中学1年生のときに習うのです。
明倫ゼミナールでは、こういった文法・ミスの防止方を丁寧に指導しております。
新学期からも、全生徒の成績向上を目指して指導していきます。