2024.12.03
その他
「直し」とは、ただ問題を解きなおすだけではありません。
なぜその問題を間違えたのか?
どのような知識や公式を知っていれば、その問題が解けたのか?
その間違えた問題と似たような問題が出た時にどうすれば解けるのか?
などを考えることが大切です。
ケアレスミスの直しに関しては、そもそも、
「落ち着いてやればできたな~。」
「しょうがなかったな~。」
的な軽い感覚ではなく、「減らす工夫をしなけければ絶対になくならない!」
ということを、意識するところから始めましょう!
その上で、普段ケアレスミスをしてしまったら、
短くてもいいので、「どんなミスだったのか」をノートに書くようにしましょう。
これは、例えば数学では、「計算ミス」程度ではなく、
「( )の前にマイナスがあり( )の中の二つめの符号」
のように、できるだけ具体的に書くようにしましょう。
何回も同じことを書いていると、自分のミスの傾向が見えると思うので、
同じパターンの計算をする時に、意識が変わってくるはずです。
また、可能な範囲で、そのミスをしないために、
どのような工夫ができるのか、という点まで書けるといいですね。
例えば英語であれば、
「過去形にし忘れた!」→文末の「た」に○をつける!(「食べた」などの)
のように問題のどこに線を引くのか、○をつけるのか、
など、追究できるといいと思います。
またテストが近くなったら、今までの自分がやってしまったミスを見直してみて、
特に多いパターンのミスは、テスト中でも重点的に見直しをするなど、
してもらうとよりいいと思います。
とにかく、ケアレスミスとは、ほかっておいて自然に減っていくものではありません。
難しい問題をできるようにするのと同じぐらい、
ミスを減らすことにも向き合って考えられるといいですね!