2024.09.10
その他
生徒と話をしていると、質問がでてくることがあります。
皆様、質問で最も多い科目は何だと思いますか?
そう、ほとんどが算数・数学です。
(若干理科や英語があったりしますが)
そして苦手な方の多くに共通する特徴が、
「計算が苦手」だということです。
先日もお話しましたが、算数・数学は
「要領のよさ」がものをいいます。
計算が苦手な方はやはりこの部分が弱いです。
たとえば方程式。
0.2x-0.7=1.5 という問題。
ある程度計算慣れしていれば、
「はいはい、両辺を10倍ね」とわかります。
ところが慣れていない方は、これを100倍して
無駄に大きくしてしまい計算間違いを誘発したりします。
また分数が入っていて、分母が「2,3,6」だったら
「ああ、最小公倍数の12をかけるのね」が24をかけて
やはり数を大きくしての計算ミスにつながったり
するわけです。
「計算の経験値が足りない」とでも言いましょうか。
やはり、有効な対処法は
毎日数問でよいので、
時間を計って正確さを鍛える、という方法です。
時間を計って追い込まないと、
「楽にできる」方法は考えつきません。
計算だけでは合格できませんが、計算ができなければ
決して良い結果は出ません。
しっかり鍛えましょうね。