大曽根校のブログ

年々と私立志向が上昇

2023.08.05

その他

 

こんにちは。

明倫ゼミナール大曽根校です。

 

ある団体がおこなった2023年進学ブランド力調査によると

「志願したい大学」第1位は、

関東エリアの高校生では3年連続「早稲田大学」、

東海エリアでは7年連続「名城大学」、

関西エリアでは16年連続「関西大学」でした。

 

関東・東海・関西の3エリアとも「志願したい大学」のトップはここ数年変化はありません。

関東エリアは従来より私立志向が強いエリアでしたが、

国公立・私立が拮抗していた関西では6年連続で私立志向が上昇、

国公立志向が強かった東海においても私立志向が4割に達しました。

関西・東海エリアでは私立志向が過去最高となりました。

 

私立志向の上昇は

「年内入試の拡大&2025年新課程入試」と「就学支援制度の拡充」の二つの原因があると考えられます。

2025年には新課程入試が実施され、現在の教科・科目と大きく変わりますので

高3生は現役合格を目指す割合が増加すると予想されます。

私立は年内入試での入学者が6割に達し、年内入試の選択肢も多いことから、

早期にチャレンジの機会が多い私立を目指す層も多くなるでしょう。

また2020年より導入された就学支援制度は、

2024年より授業料減免等を中間層まで拡大する制度改正が見込まれており、

国公立と私立との授業料の差が縮小することも影響があるとも見れます。

 

新課程入試や制度の改正など

大学入試にかかわる情報はどんどん新しいものが出てきます。

特に高1高2生においては新課程入試の世代となりますので

決して他人事ではありません。

新課程では何が変わるのか、修学支援等はどうしたら受けれるのか、

自身で積極的に調べていきましょう。

 

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