大曽根校のブログ

国語の大切さ

2021.10.18

その他

名古屋市北区、東区のみなさん こんにちは。
明倫ゼミナール大曽根校の谷口です。
今日は、小学校の勉強が大切だという話をしたいと思います。
どの科目も大切ですが、国語はやはりすべての科目の根幹です。
問題文は日本語で書かれているわけですから、
それが読み解けなければ、他の科目に影響を及ぼします。
よくある、
「算数の計算は得意だが、文章題が苦手」
とおっしゃる方は、ほぼほぼ国語が苦手です。
文章を読む練習を少しでも小学生のうちにしていただけたらと思います。
「中学校に入ったら読むだろう」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
「読むスピード」と「理解力」を鍛えるにはそれなりの時間が必要です。
また、中学生のほとんどが、定期試験の勉強時間の割合は5科目の中で、
国語が圧倒的に最下位です。
ほかの科目がやることが多すぎて、
国語まで手が回らないという方が多いのが実情です。
また、算数では、
「3つの要素のうちのひとつがわからなくて、ほかの2つを使ってそれを求める」
というのがよく出てきます。
・「くらべる量・もとにする量・割合」
・「道のり・速さ・時間」
・「合計・平均・個数」
・「塩の量・全体・濃度」
などです。
算数が苦手な方は、おおむね図形かここだと思うのです。
このあたりは、小学生から中学校にかけてずっと登場します。
つまり、小学校の時点でできなくなってしまうと、
よほどの一念発起をしないかぎり、中学校での挽回は難しくなるのです。
問題文に書かれている「3つのうちの2つ」と「もう1つ」を
見分けられればよいのですが、そこで詰まってしまい、
結果として算数が嫌いになってしまい、苦手になっていきます。
やはり「嫌い」→「苦手」→「やらなくなる」→「できなくなる」
の形ですね。
そうならないためにも小学校の勉強は、ほんとうに大切です。

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