大曽根校のブログ

勉強の量と質

2021.10.11

その他

名古屋市北区、東区のみなさん こんにちは。

明倫ゼミナール大曽根校の谷口です。

今回は生徒の勉強の進め方についてお話しできたらと思います。

勉強の進め方は次の4通りのいずれかになります。

①勉強量も多く、質もよい。

②勉強量は多いが、質はよくない。

③勉強量は少ないが、質はよい。

④勉強量が少なく、質もよくない。

こう見ると①以外の生徒にはそれぞれ改善点がありますね。

特に、②の生徒は勉強時間は多いのに今一つ結果に結びつかない場合がほとんどです。

例えば、間違えた問題に対して「模範解答を5回書く」というような

直しの仕方をしている生徒はこれに当てはまります。 

実際に、初めて塾に来られた方にこれまでの勉強ノートを見せていただくと、

このような”回数信仰”には頻繁に出会います。

“ウ”と答えるべき問題で”イ”と間違えていた場合、

彼らは何の疑問もなく”ウ”と5回書いて直しを終えてしまいます。

当然ですが、これではできることは増えません。

漢字の書き取りや英単語の練習のように、回数を書く練習が有効な勉強はもちろんありますが、

往々にして回数信仰は手段と目的が入れ替わってしまっているものです。

間違えた原因を考える。自分の考え方でミスにつながってしまったところを言語化する。

質を追求する勉強スタイルになるよう、意識的に取り組むことが必要ですね。

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