2021.03.01
その他
緑区の皆さま 高校生の塾をお探しの皆さま
こんにちは!
明倫ゼミナール高校館徳重校の松田です。
先日、文部科学省は2021年度国公立大学一般選抜の確定志願者数を発表しています。
総志願者数は425415人
志願倍率は4.3倍
となっており、前年より0.1ポイント減少しています。
また前年と比べると、総志願者数は約14000人減少しています。
前期日程に関しては、志願者数は235403人(前年比97%)で、
志願者は2年連続で減少し過去最少の志願者数を更新しています。
志願倍率も初めて3割を割り込んでいます。
ただ、18歳人口の減少により志願者数自体の減少が見込まれているため、
国公立大学の敬遠を示す数字ではないようです。
地区別の志願状況では、
北陸 東海 増加
近畿 前年並み
北海道 北関東 甲信越 1割近く減少
となっています。
今年度は大学入学共通テストの実施初年度であることと、
新型コロナウイルスの影響で、出願直前まで選抜方法などの変更が発表されることもあり
志願動向にも影響を及ぼしています。
また2次試験中止を発表した大学については
横浜国立大学は、前年比66%と大幅に減少しました。
その他の2次試験を中止した大学でも、宇都宮大学は86%、信州大学83%となっており志願者が減少しています。
学部系統別にみると、
文・人文学系の減少率がやや高くなりましたが、
「社会・国際」「経済・経営・商」の減少率は小幅にとどまっています。
「教育-教員養成課程」も地元志向や資格系統の人気を反映して減少率は小幅となっています。
「理」学系で前年並み、医療系は「歯」をのぞき志願者が増加、
なかでも「薬」は前年から1割近く増加しています。
ちなみに「医」の志願者は前年比101%と前期日程では7年ぶりに増加に転じています。
本日、緊急事態宣言が再び解除され、今後またどのような動きになるか
不透明な部分がありますが、今年度の動きを参考にして大学選びや受験対策を行わなければいけません。
今週は公立高校入試のため、学校も休校となっています。
学年末テストが終わっている人が多いかと思いますが、
今週の1週間の過ごし方にはくれぐれも注意しましょう。
今週の動き方で差は縮まりますし広がります。