2021.02.01
その他
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こんにちは!
明倫ゼミナール高校館徳重校の松田です。
今日は英語外部検定利用入試についてのお話です。
英語の外部検定を利用する大学はこれまで毎年増加してきました。
ただ2020年度は入試改革の影響もありあまり変動はありませんでした。
さらに2021年度は共通テストでの利用についても見送りとなり、大幅な減少が見込まれていました。
しかし実際には2020年度と比べ、一般選抜、総合型選抜、推薦型選抜のいずれも増加しました。
特に私立大学の一般選抜が大きく増加しています。
当初、外部検定利用を予告していたのは、一般選抜において
国立大95.1%、公立大84.6%でしたが
実際の2021年度入試での利用は、
国立大19.5%、公立大4.3%にとどまっています。
また外部検定入試全体の中で、利用可とされている割合を示す利用率では
1位はやはり英検で
一般選抜で97%
総合型・推薦型で98%
が利用可としています。
利用方法に関しては、
一般選抜は「得点換算」
総合型・推薦型は「出願資格」
がもっとも多いです。
2020年度は、新型コロナウイルスの影響で各外部検定の試験実施も中止となった会場も多く
このことも影響してか
埼玉大学経済学部で総合型(外部検定利用)の導入見送り
東京都立大学(総合型、推薦型)が学部により出願資格から除外
大阪大学(総合型、推薦型)が学校長の作成した証明書で代替可
など、各大学で変更されています。
2021年度は新型コロナウイルスの影響はあるものの、
英語外部検定への需要は高く、前年度に比べると利用している大学は増加しています。
指導要領の改訂に伴い、今後も増加する可能性は高いと思われます。