2021.01.18
その他
緑区の皆さま 高校生の塾をお探しの皆さま
こんにちは!
明倫ゼミナール高校館徳重校の松田です。
1/16・1/17に大学入学共通テストが実施されました。
まだ正確な平均点が出ていない部分もありますが
実際の問題を見て思う所を述べたいと思います。
まずは昨年度までのセンター試験と比較してみると
知識や解き方を暗記していれば解けるような問題は減っています。
実際にどのような問題が出題されていたかというと
授業で生徒が学習する場面や日常の生活の中から課題を発見し解決方法を構想する場面、
資料やデータを基に考察する場面など、学習の過程を意識した出題設定が多く
具体的には英語では新聞記事を読みクラス発表をする設定の問題や、スマホのメールのやりとりから出題
国語では生徒が学習の過程で作成したノートを完成させる問題が出題されています。
その上で知識や解法、公式の使い方などをさまざまな場面で実践的に活用できるかを問う問題構成になっており
共通テストに変更するにあたって言われていた思考力や判断力が問われるような問題が出題されていました。
また問題文の量や資料の情報量などの多さから、時間内に解くことが大変だったというのも
一つの特徴かと思います。
読む力・理解する力・処理する力が備わっていないと
厳しくなるのがこれからの入試ということを実感した今回の入試でした。
昨日は1年生・2年生にも共通テストを解いてもらうイベントを行いました。
問題自体を理解すること、時間内に解くこと、最終的なゴールに向かって
何が必要なのかを実感してもらえたことだと思います。
受験生はまだ共通テストが終わっただけ。
まだまだ集中力を切らさず前を見て動きましょう。
1年生・2年生は1年後・2年後の自分を想像して日々過ごしていきましょう。