2022.11.11
先生から
千種区・名東区・東山線沿いで高校生の塾をお探しの皆さん、こんにちは!
大学受験専門、MEIRIN高校館星が丘校です。
あ
先日、大学入試センター(共通テストを実施している法人)が、
2025年度入試の共通テストの試作問題や検討状況を公表しました。
(引用HPはこちら https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7ikou/r7ikou.html)
今の高校1年生から、教科書内容(課程)が変更しており、
それに伴い、入試形式・範囲が変更するのです。
あ
変更点の特徴としては、
①『国語』において、現代文が2問→3問に増え、試験時間が80分→90分へ
②地歴公民において、
・『公共, 倫理』と『公共, 政治・経済』の組み合わせは選択できない
・『地理総合, 歴史総合, 公共』を選択した場合は、そのうちから2科目選択するが、
その科目と同一名称を含む科目との組み合わせはできない
(例:『地理総合, 歴史総合, 公共』の公共・地理総合の2科目を選ぶと、『地理総合・地理探求』や『公共, 倫理』や『公共, 政治・経済』は組み合わせられない)
③『数学②』の範囲が、数学Ⅱ・B→数学Ⅱ・B・Cになり、
60分→70分の試験時間に。
④『情報Ⅰ』が教科として試験科目に。
あ
すでに明らかになっていた情報も含まれますが、徐々に全体像が見えてきた形ですね。
また、試作問題や得点調整の検討なども見ていくと、
・『英語』(リーディング・リスニング)のコミュニケーション重視(情報を読み取った上で整理する)の傾向
・『情報』を教科書内容以上に意欲的に学んでほしいという意図
・地歴公民の各科目の配点内訳(例えば、試作問題では、『歴史総合, 日本史探求』は、25点・75点の配点)
・追加される現代文1題の、文章・資料・図を読み取り言語活動を意識させる形式
なども、現時点での情報をもとに読み取ることができます。
あ
「センター試験」や現行の「共通テスト」を経験している講師たちは、
なかなかの変化に興味津々で試作問題を読んでいました。
この影響を最も受けるのは、
現高校1年生(この新課程入試を受ける代)と現高校2年生(浪人しにくい代)です。
早めに行動ししっかり備えてきましょう!