高校館御器所校のブログ

【10/28】受かりやすくなった? 心配?教員採用試験 倍率

2021.10.28

その他

こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにある高校生専門塾。MEIRIN高校館御器所校の安藤です。

2021年夏実施の教員採用試験の倍率が発表になりました。

倍率は全国平均3.9倍。過去最低の1991年の3.7倍に迫ってきています。
(10/28中日新聞朝刊より)
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倍率が2倍を下回ったのは昨年12→今年21自治体。
地方が多いのですが、東京都も入っており増加傾向にあります。

教員志望者にとっては朗報ですが、気になるのは教員の質の維持。
最低でも3倍以上は必要だそうです。

義務教育の質が保てなくなれば、将来国際競争力を失うことになりかねません。

ここまで人気が低下した理由は近年の民間採用が好調であること。
教員の長時間労働などの職場環境の問題。

大学入試でも国立の教員養成課程を卒業後、民間に就職するケースが増加

各大学では志望理由書を課したり、推薦入試に募集定員を移動させるなど対策に出ています。

教員志望者は高1・2生の定期テストをしっかり得点して、推薦入試を受けられる状態にしておくといいですね。

現在の保護者世代の入試状況とは様変わりしています。
MEIRIN高校館ではこうした環境の変化に対応した指導を進めており
愛知教育大学をはじめとする教員養成課程に合格者をきちんと出しています。

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