2024.05.15
先生から
こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにある高校生専門塾。MEIRIN高校館御器所校の安藤です。
GW中に160~150円の間を目まぐるしく行き来したドル円為替。
日銀が為替介入しましたが1円円高にするためにはなんと1兆円!必要だそうです。
それでも再び、円安ドル高(150円以上)になりつつあります。
海外旅行にもなかなか行けない時代になってしまいました。
この円安の理由は大きく2つ。
アメリカの景気好調→インフレ防止→米国金利の上昇(現在5.5%)
対して
日本の金利はわずか0.1%しかありません。
投資家は金利が高いドルに投資したほうが多くの利益が得られると考え、
円を売ってドルを買う動きにつながっています。
では、なぜ日本は金利を上げることができないのでしょうか?
それは「多額の国債(国の借金)があるから」。
その額、1000兆円!国民全員の一年間の稼ぎの2年分です。
もし金利を上げれば国債の利子を支払うことが困難になります。
つまり、この借金を減らさないと円安を止めることはできません。
少子化で人口減少する中で借金を減らすためには「国民一人ひとりの生産性を上げる」ことが
必要不可欠であることが分かります。
現在進行している教育改革が「一人ひとりの生産性を上げる」
→「豊かな生活を実現する」ためであることを忘れないほしいですね。