2023.05.31
先生から
こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにある高校生専門塾。MEIRIN高校館御器所校の安藤です。
昨日に引き続き国公立大の「お金」の話です。
右の写真は5/27中日新聞朝刊より→
名古屋大と岐阜大を運営する東海国立大学機構は
大学債「東海機構コモンズ債」を6月2日に発行し、
100億円を調達すると発表しました。
調達資金は研究施設の拡充などに充てます。
大学債の発行は東京大や大阪大などに続き6例目です。
〇〇債とは、国や企業などの発行体が、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券です。
債券には満期が定められており、満期となる償還日には、額面金額が投資家に払い戻されます。
償還期限は20年。利率は年1.187%
大手機関投資家だけでなく地元企業も利用しやすくしているそうです。
大学も企業と同様の動きが求められる時代になりました。
気になるのは
・成果が早急に出やすい研究が優先される。
・文系学部が不利になりやすい。
・研究成果が出せない大学は資金調達が難しくなる。
といったところでしょうか?
ちなみに名古屋大の債権の日本格付研究所よる格付けは、
日本国債同等の「AAA」だそうです。