2021.01.27
先生から
こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにあるMEIRIN高校館の安藤です。
1/27中日新聞朝刊記事からのご紹介です。
中教審は26日、小中高校の教育の在り方に関する答申を取りまとめました。
文科省は省令を改正し、普通教育を主とする学科として、
・SDGs(持続可能な開発目標)など現代的な課題への対応を図る学科
・少子高齢化など地域社会が抱える課題解決を探る学科を設置できるとします。
この2学科以外にも、文化やスポーツ人材育成などの特色ある学科として認めます。
新たな学科では、学外組織との関わりを義務付け。
・大学などの高等教育機関や国際機関との連携体制
・地元自治体や企業とのコンソーシアム(共同事業体)
をつくることなどを想定する。
文系や理系の類型をなくし、テーマごとに横断的な学びを実施することも求める。ともあります。
背景となっているのが
偏差値に基づいた進学システムの中、学習意識が低い生徒がいること。
多彩な進路があるのに大学進学を前提とした画一的なシステムになっていることがあります。
前者は知的好奇心旺盛な生徒
後者は高校を卒業して就職後即戦力となる人材育成
が目的でしょうか・・・。
いずれにしてもどのような基準で生徒を受け入れ、卒業後の進路まで考えた枠組みにしなければなりません。
また、自分の進路についてじっくり考え、進学先を選ぶタイミングが早まった。ともいえますね。