高校館御器所校のブログ

【11/18】現中2生から愛知県公立高校入試の変更点から見えるもの

2021.11.18

先生から

こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにある高校生専門塾。MEIRIN高校館御器所校の安藤です。

11/17愛知県教育委員会は2023年(現中2)の高校入試の変更点を発表しました。
DSC_0287.JPG平成元年から30数年続いた複合選抜入試が大きく変わろうとしています。

変更点の概要は以下の通りです。

(1) 一般選抜

  • 学力検査は、第1志望校のみで受検することとして回数を2回から1回に減らす。
    また、全校で同一の採点基準とするため、解答用紙をマークシートにする。
  • 面接を実施するかどうかは、高校ごとに決定する。
  • 校内順位の決定方式は、「評定得点を2倍する」方式と「学力検査合計得点を2倍する」方式を加え、
    現在の3とおりから5とおりに増やす。
  • 合格者発表は、現行よりも約10日早め、3月上旬に行う。

(2) 推薦選抜

  • 現行よりも約1か月早め、2月上旬に実施する。

まとめると、より大学入試に近づいた印象です。

・入試は1回のみのマーク式→大学共通テストのイメージですね。
※従来の記述式問題が廃止されるのは、職員の負担軽減も背景にあるかと思います。
・上位高校(進学校)は「学力検査合計得点を2倍する」方式採用し、当日点勝負となります。

朗報なのは

・合格発表が現行よりも約10日早め、3月上旬に行うこと。
これで、3月中に高校進学後の予習をする時間ができますね。

この変更がどう影響するか注目していきたいと思います。

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