高校館御器所校のブログ

【6/12】国産スマホメーカーの衰退から考える日本の将来

2023.06.12

先生から

こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにある高校生専門塾。MEIRIN高校館御器所校の安藤です。

5月には富士通の携帯電話事業を引き継いだ企業が経営破綻や大手企業の事業撤退も相次ぐスマートフォン業界。

国産メーカーの衰退の理由を考えるといくつか問題があるようです。

22年度の国内スマホ出荷台数は、アップルがシェア約50%と圧倒。
アップルはスマホ本体だけでなく、デザインや音楽配信などを生かした総合企業

その他の海外メーカーも端末を大量生産して全世界に販売し、コストを抑えています

対して

国内が主戦場の日本企業は生産規模が小さく、コスト競争力が弱い。
近年は競争激化で安価な端末が増え、収益面で苦戦。

これはスマートフォンに限らず日本全体の問題の縮図ではないでしょうか。

少子高齢化が進む中

海外市場にも目を向け
付加価値のある製品やサービスを開発する

などの工夫が生き残りのカギになるかと思います。

まさに現在進行中の入試改革にもつながるものですね。
・英語力のアップ
・思考力、判断力の評価

10年20年先の日本がどのような産業構造になるか?
価値観の変化する時代だからこそ、将来を見据えた力をつけておきたいものです。

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