高校館御器所校のブログ

【3/30】国公立大学における2次試験の重要性

2021.03.30

先生から

こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにあるMEIRIN高校館の安藤です。

3月も残すところあとわずか。桜も満開で春らしい週になりました。

さて、3/28・29で国公立大学の2次募集の出願が行われました。yokohamakokuritsu2.png

今年は10校で146名募集と異例の多さになりました。

この数を押し上げたのが横浜国立大学です。

実は横浜国大はコロナ禍で2次試験を廃止し、
共通テストの得点だけで合否結果を出すことを昨年夏に発表しました。

受験生は共通テスト受験後、各予備校が予想したボーダーラインを頼りに国公立大学に出願するのですが

2次試験がないため「逆転の要素がない試験」になったわけです。

当然、共通テストでボーダーラインを大きく超えた生徒だけが出願し

ボーダーライン付近やそれ以下の生徒は敬遠することになります。

例年2~3倍になる倍率が理工学部では1.8倍と低調でした。

その結果、80名という2次募集を出したのでしょう。

この2次募集でも合否は共通テストの得点のみ。

共通テストは得点できたものの他大学を受験し、辛くも合格を勝ち取れなかった受験生には
思わぬチャンスになったかもしれませんね。

無論、この特例措置は今年限りのもの。

来年(令和4年度)入試から2次試験の復活が発表されています。

やはり、優秀な人材を集めるには2段階の試験が必要とされているのでしょう。

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