2021.03.25
その他
こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにあるMEIRIN高校館の安藤です。
3/24大学入試センターは2025年(現中2生が受験)する共通テストの科目案を発表しました。
この案を元に今夏までに文科省が正式決定します。
新聞の見出しで注目されるのは
①プログラミングなどを学ぶ「情報」の新設です。
これがどのくらいの大学で必須化されるのか?興味深いところです。
もう一つ注意しなければならないのは
この「情報」の新設の陰で進んでいる地歴公民の科目再編です。
従来の「日本史A・世界史A」は近代史だけを扱う科目ですがこれが統合され「日本史A+世界史A→歴史総合」になります。
右の写真(中日新聞朝刊より)をご覧になるとわかるのですが
「日本史」で受験しても「歴史総合=日本史・世界史両方の近代史」が必要となるため
歴史系科目は負担が間違いなく増えることになります。
また
従来の「現代社会」に近い科目「公共」ですが
こちらも「公共+政治経済」または「公共+倫理」とセットにされるため学習範囲が増えます。
「地理総合・歴史総合・公共」という地歴公民横断科目も新設され
広範囲の科目を学習する必要が出てきます。
きちんと得点できる受験生がどのくらいの割合になるのか
大変心配なところです。
また、新高1生は「絶対に浪人してはならない学年」です。
部活選びはもちろん、高1生からしっかり努力を重ねてくださいね!