2021.02.18
先生から
こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにあるMEIRIN高校館の安藤です。
昨晩、感慨深い出来事がありました。
第一志望に合格した生徒さんとお母さまが挨拶に来てくれました。
実は、この生徒さん。10年前に私が入塾案内をした方です。
小学生から高校2年までは自宅近くの明倫で。
そして大学受験を見据え、高2の秋にわざわざ高校館へ移籍して来てくれました。
教員になる夢に近づくため、様々な大学を比較した結果、
私立大学ではなく愛知教育大学を第一志望にすることを決めました。
高校館の面談室で私は「今の勉強時間では愛知教育大学には合格が難しい」ことをお話しました。
愛知教育大学は共通テスト(5教科7科目)できちんと得点することが必要です。
当時は部活動に勤しんでいたため、周りからも「それなら私立の推薦をもらった方がいいのでは」と説得が入るほど。
でも、教員就職者数トップレベルの愛教大と身近な私立大学では夢を叶える確率は雲泥の差。
彼女は大好きだった部活を辞めることを決意しました。
涙を流しながら「愛知教育大学を第一志望にする」と宣言したのです。
それからは【自宅→学校→MEIRIN高校館→自宅で勉強】の繰り返し。
お母さまの協力もあり、少しでも時間を作るため、移動途中の車中で食事をとったことも。
まさに大学合格のために1年半を捧げてきました。
本当に辛かったと思います。
そして、第一志望合格をつかみました。
面談後、あこがれの合格者が掲載されるタイムライン用の写真撮影を行いました。
※ちなみにインスタグラムにも掲載されています。
別れ際にいただいたお手紙には
「高2の秋に部活を辞めた決断は私にとって正解で、それに気づけたことは本当に感謝しています。」と。
夢を叶えるためには、犠牲も払わなければならないことも多いと思います。
将来は優しい笑顔の中にも強さを感じる、そんな先生になってくれるのではないかと楽しみにしています。
今年もひとりでも多く「MEIRIN高校館で夢を叶える」サポートができればと思います。