上小田井校のブログ

身近な生物(こん虫)からの出題

2021.01.29

その他

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明倫ゼミナール上小田井校です。

愛知県の私立中学入試も後半戦に入ってきました。
受験生の皆さんは週末ごとに緊張の連続ですが、栄光の合格まであとわずかです。
最後まで全力で頑張りましょう。
さて、先日のある女子校の入試で次のような問題が理科で出題されました。

2013年に国連食糧農業機関はこん虫を食糧としてすすめることを発表しました。

このような発表がされたのは、世界の人口が急速に増えていくことが予想されていたからです。
人口増加が続けば、食料が不足し、今以上に多くの人が餓死してしまうと考えられます。
増加する人口のための食糧として、こん虫がすすめられる理由は何だと考えられますか。
その理由を、ウシやブタなどの家畜と比べながら考えて、30字以上50字以内で説明しなさい。
この学校は毎年このような記述問題が出題されます。
まずテキストなどには出てこない内容です。
4,5年生のみなさんはこういうことが話題になっていることを知っていますか?
日本に限らず世界でどんなことが話題になっているか、しっかりアンテナを張り巡らしておきましょう。
この設問は、さらに家畜を育てることの問題点と、こん虫のよい点を考えなければいけない問題ですね。
興味と知識をしっかり結ぶことが大切です。
ちなみに、意外に思われるかもしれませんが、こん虫食はアジア地域では珍しいものではありません。
かつては日本でもありました。
こん虫自体が苦手と感じる生徒もいるかもしれませんが、よく出題される内容なので慣れていきましょう。
この学校も大問1は生物のこん虫のスケッチを見ながら答える問題です。
こん虫に限らず身近な生き物の出題は多く見られますので、日頃から興味関心を持てるようにしていきましょう。

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