香久山校のブログ

大学はどこを見るべきか。~気をつけたい指標~

2021.01.08

その他

愛知県日進市で塾をお探しのみなさま
こんにちは!
地域密着で手厚い集団授業の
学習塾「明倫ゼミナール香久山校」です。

今日は旺文社教育情報センターの記事からのご紹介です。

2020年大学卒業者の進路決定率を文系/理系・国立/公立/私立の6タイプに分け文理国公私立進路決定率.png
比較したグラフです。進路決定率とは

進路決定率(%)=(進学者数+就職者数)÷卒業者数×100

で計算され、従来の就職率では考慮されなかった進学者の数も入ります。

進路決定率が高い順に並べると・・・
1位:国立大 理系 95.0%
2位:公立大 理系 94.3%
3位:公立大 文系 90.9%
4位:私立大 理系 89.9%
5位:国立大 文系 86.3%
6位:私立大 文系 85.7%

理系の就職先は、エネルギーや新素材の作成
医薬開発など不況に負けない印象を受けるものが多いです。
特にこのコロナ禍においては、システムエンジニアなどの
情報処理系の人材も、リモートワークや在宅自粛が進むほど
重要になってきている面も、反映されているのだと思います。

私としては国立文系のその他の割合が多いことに驚いています。
これには、2つ考えられると思います。
①司法試験等の試験を卒業したけど目指している
②就職先が見つからず、本当にただ卒業してしまった

公立文系よりその他の割合が多いことから考えると
①の割合が多いと思いますが、それでも在学中に
就職先を決めきれないのは少し残念な気がします。

また、この中には国公立大理系は大学院などへの進学者
が含まれていることから、就職先が決まっての
進路決定率とは少し違っている点も考慮しなければ
なりません。

つまり、ただ単にこのような場合分けしただけでは
進路を決めることはできないということかもしれません。
重要なのは、自己分析をしたうえで進路を決めること。
特に文理選択は重要です。

文系が苦手だから「とりあえず理系で。」というような
安易な発想で決めてしまうと、愛知県の理系大学は
数が多くなく、レベル・倍率等も高いので
可能性が狭くなることも考えられます。

さらに、大学に入ったとしても
その後の進路は自分で決めることが必要になります。
なぜ就職するのか、なぜ進学するのか、なぜ浪人するのか
を明確にしていく作業が、大学4年間なのかもしれませんね。
ぜひ、自分の心の扉を開いて、今後どのようにして
生きていきたいのかを考えてみてください。

<新年度講習説明会>

場所:明倫ゼミナール香久山校

日程:1/17・24(日)

時間:16:00~
約1時間程度

※ご予約いただけますとスムーズにご案内させていただけます。
ご予約はこちらから!

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