2021.06.16
先生から
愛知県日進市で塾をお探しのみなさま
こんにちは!
地域密着で手厚い集団授業の
学習塾「明倫ゼミナール香久山校」です。
みなさんは、「感応度逓減性(かんのうどていげんせい)」
という言葉を聞いたことがありますか?
「感応度逓減性」をネットで調べると
利益または損失の絶対値が大きくなるにつれ、
変化への感覚がにぶるという心理的特徴と出てきます。
よく使われる例は、車の購入ですね。
車自体が200万円だったり300万円といった
大きな損失になるため
「最新式のカーナビはいかがですか?」
「アルミホイールにしても値段は大きく変わりませんよ?」
などとオプションを盛られても
10万円くらいならいいかと
気持ちが大きくなってしまう現象です。
普通に生活していて、10万円の買い物をするとき
かなり良く考えると思いますが
大きな出費が先にあると、それができなくなってしまう。
さて、これを勉強に置き換えてみましょう。
いろいろな場面でこの感応度逓減性は顔を出します。
例えば、テストの点数。
一度低い点数を取ってしまうと、低い点数が
当たり前になってきて、多少上がろうが
多少下がろうが関係なくなってきてしまいます。
また、少しズレている部分もありますが
宿題など提出物を一度出さなくて過ごしてしまうと
遅れて出すことによいイメージが持てなくなります。
最後に、一度机の上を汚くしてしまうと
多少汚れたくらいではきれいにしようとは
思わなくなってしまいます。
ここで大切なことは、
「好循環に持ち込む」ということ。
そのためには、
「最初は少し面倒くさくても
丁寧に物事に取り組む姿勢」が大事です。
一事が万事と言われます。
これは例えば、彼は身だしなみがよくない。
だから貧乏なのだろう。
のような発想のことを言っているのではなく
1つのことが起こると
ドミノ倒しのように効果が広がっていく
様子をとらえて使われるものだと思います。
机の上が散らかっていたら
すぐに片づけましょう。
提出物があるなら
締め切り前に出しましょう。
いずれ、できたといううれしい感覚も
逓減していってしまいます。
だから継続することは難しいのです。
でも、その先には
次のステージが待っています。
この話にはこの名言が一番似合います。
「小さなことを積み重ねることが、
とんでもないところへ行くただ一つの道」
イチロー
感応度逓減性があることを認識していれば
負けずにがんばることもできます。
明倫ゼミナールでいっしょに
好循環を生み出していきましょう!
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