2022.11.09
先生から
名東区・千種区のみなさま、こんにちは!
一社駅近くの学習塾「明倫ゼミナール一社校」の西上です。
昨日は、素晴らしい天体ショー、皆既月食が見られましたね。
確か昨年も皆既月食はタイミングとしてはあったのですが、天気が悪く、見えなかった覚えがあります。
中学入試でも月食の問題はよく出されますので、ちょうど授業のあった中学受験コースのみんなに窓から観察してもらいました。勉強として教科書を見て学ぶのと、実物を観察して学ぶのとでは印象が違い、頭に残る度合いが全然違います。こういった機会はぜひ生かしてほしいですね。
ニュースなどでは天王星の食についても「四百数年ぶり!」などと上げられていましたが、華やかな月食や日食と違い惑星食は、個人的には盛り上がりませんでした。
さて、入試によく出る月食に関する問題をここで3問ほど出題しましょう。
問1 月食がおこるときの太陽、地球、月の位置関係は?
ア.太陽ー地球ー月
イ.太陽ー月ー地球
ウ.地球ー太陽ー月
問2 月食がおこるときの月の見え方は?
ア.新月
イ.三日月
ウ.上弦の月
エ.下弦の月
オ.満月
問3 月食がおこるとき月はどちら側から欠ける?
ア.右(西)側
イ.左(東)側
【解答】
問1 ア 太陽の光を地球がさえぎり、月に光が届かなくなるので、月食がおこります。
問2 オ 地球から見て、月は太陽の正反対の位置にありますので、全面が光って見えます。
問3 イ 月は地球を中心にして公転をしています。地球から見て左方向(東方向)へと向かうように公転しますので、地球の影には、左(東)側から入っていくことになります。(ただし、地球の自転のスピードのほうが速いので月は東から西に動いていくように見えます)
いずれの問題も図で説明しながらでないと理解しにくいかもしれませんね。
よくわからない、という人もぜひ自分でいろいろと調べてみてください。
日食の時も上記の3問と同じ問題を作ることができます。月食と日食を比較して勉強できるとよいですね。
「冬期公開説明会」
12月4日(日)
一社校16:00~
※お時間は1時間ほどです。
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