一宮校のブログ

明倫の大先輩に聞きました④「私立中入試の魅力は」

2021.01.29

その他

一宮市、稲沢市の皆様

こんにちは、明倫ゼミナール一宮校です。

本日のブログは

「明倫受験科の大先輩に聞きましたシリーズです!!」

今回は近ごろ、受験科のお問い合わせをいただく機会が増えてまいりましたので

私立中学校の魅力について書いていただきました

中学入試をお悩みの方の参考になれば幸いです。

それではどうぞ!

みなさん、こんにちは!

 

私が企画としてブログを書かせていただくのも、早4回目となりました。

こんなにも連続した企画として書かせていただけるとは思っておらず、とても嬉しいです。

 

少しでも読者の皆様のお役に立てれば幸いです。今回もしばしお付き合いください。

 

 

さて、今は1月下旬、私立中学の受験日の真っ只中ですね。

 

受験生のみなさん、ご健闘を心から願っています!!!

 

しかし、志望校に合格することは、決してゴールではありません。

ピカピカの中学生として歩む、新しい生活のスタートともいえます。

 

そこで今回は、来年度から中学生になる方、また、私立中合格を目指している方、受験を検討している方へ向け、

 

私立中高出身の私が振り返って感じた、

私立中と公立中の違い・私立中の魅力

 

について、書かせていただこうかと思います。

私は明倫で中学受験に挑戦し、ある中高一貫の私立女子校に通っていました。

(仮にN女と呼ぶことにしますが、分かってしまった方もいらっしゃるかも…)

 

そこでの経験と、ほかの私立中、また公立中出身の友人らと話して感じたことなど、いろいろ書いていこうかと思います。

 

〇学習のスタイル・進度の違い〇

私立中学の一番の特徴ともいうべき点は、

学校での授業・勉強の順番が違う&進度がとにかく早いことです。

これは、私の通っていた学校に限らず、私立中全般に言えることですが、

学校で勉強する内容(カリキュラム)が中高を通して考えられているので、公立中と学ぶ順番が全く違います。

数学の関数を例に挙げると、公立中では一次関数とy=x²(一番基本的な二次関数)までを習い、残りは高校の範囲になりますが、私立中では、二次関数は二次関数として、すべてまとめて習うことが多いです。

なので、中学生で高校の範囲をすでに習っているということもよくありますし、そうでなくても、進度がとても速いです。

私が通っていた学校では、高校一年生や二年生の前半の段階で、高校の範囲はほとんど習い終えていました。

そのような環境なので、

復習の時間が多く取れる半面、授業についていけなくなるととても大変です。

私は入学後、学校生活をエンジョイしすぎるあまり、授業はかなり序盤でつまづき、特に数学の苦手意識は、大学受験まで抜けませんでした。

春から私立中に通う皆さんは、合格したから、高校受験がないからと気を抜きすぎず、入学後もしっかり学校の勉強に向き合ってみてください。

〇特色のある授業や部活〇

公立中にはない私立中の魅力の一つは、

特色ある授業や部活が多くある点です。

例えば私が通っていたのはキリスト教系の学校だったのですが、

中学校で「宗教」という授業があって、世界の様々な宗教・慣習について勉強したり、

教会にあるパイプオルガンを弾く部活があったりしました。

私自身はキリスト教徒ではないのですが、「宗教」の授業を通して、宗教戦争、人種差別などの社会問題について考えるきっかけになったりと、自分の教養が深まっていることを感じ、とてもよかったなあと思っています。

また、部活に関しては、各学校本当に多種多様な部活があり、公立中ではほとんど見られない変わった部活がある学校も多いです。

特色ある活動で教養が深まる、さらに、興味のあることに中高通して長く取り組むことができる、それも、私立中の魅力の一つかなあと思います。

〇その他〇

ここまでご紹介したこと以外にも、私立中の魅力はたくさんあります。

私が思いつく限りだと、例えば……

・中学・高校と生活を共にすることで、一生の友人ができる

・同級生のレベルが高く、勉強に対する意識を高く持てる

・設備が充実している

・学校祭などの行事を大規模に行うところも多い、楽しい!

…といったところでしょうか。

私立中での日々は本当に楽しかったですし、卒業後の今でも、本当に魅力的な教育を受けることができたなあと感じます。

途中で述べたように、勉強面など大変な部分もありますが、ぜひこの機会に、私立中受験・進学という選択肢を、ご検討いただければと思います。

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