東岡崎校のブログ

マンガのすゝめ

2021.10.06

その他

岡崎市の皆さん、こんにちは!

明倫ゼミナール東岡崎校です。

 

2学期から小学部受験コースの5年生は歴史分野の学習に入りました。(1学期は地理分野の学習をしていました)

どの分野にも得意な子、不得意な子がいらっしゃいますが、その差が一番大きく表れるのが歴史分野だと感じます。

 

社会科は暗記科目と言われます。

最近の入試などの問題では、単純な暗記で答えられない思考系の問題も見られますが、やはり用語などの基礎知識を覚えなければならないのは間違いありません。

では、どうしたら、暗記できるようになるのでしょう?

一番の特効薬は、「興味を持つこと」です。

 

勉強が苦手な子でも、自分の好きなことの知識はめちゃくちゃ持っているというのはよくあることです。

歴史分野を得意とする子は、単純に歴史が好きなことが多いです。

これは、それまでの環境によるものが大きいのかもしれません。

 

歴史に関するものは、勉強に限らず様々なところで見られます。

小説・ドラマ・映画・マンガ・ゲーム・・・、歴史を題材にしているものは挙げていけば切りがないほどです。

たとえば、お父様が歴史好きならば、こういった歴史を題材としたものに家庭でたくさん触れているでしょう。

自然とお子さんが歴史好きになっているというのはよくあることです。

 

歴史を題材にしたものがたくさんあるということは、歴史に触れる機会はたくさん作ることができるということです。

興味をもつことが目的ですから、堅苦しいものである必要はありません。

 

とはいっても、興味がないものに興味を持たせることは、並大抵のことではありません。

では、歴史を苦手とする子は、どんな点がイヤなのでしょうか。

私が過去に聞いたことのある理由を挙げてみましょう。

 

 ・覚えることが多い。

 ・漢字が難しい。

 ・解説を読んでもイメージがわかない。

 

集約するとこんなところでしょうか。

 

「覚えることが多い」、間違いないと思います。

地理は、いろいろな地域のことを覚えるのですが、いずれも今現在のことですから、「どこで、どうした」だけを覚えればよいのです。

歴史はそれに時間の要素が加わります。

また、人名もたくさん出てきます。

「いつ、どこで、だれが、どうした」を覚えなければならないのですから、単純計算で地理の2倍の量となります。

 

ところで、「いつ、どこで、だれが、どうした」…、これは物語文の場面の学習でも使われる表現ですよね。

そう、歴史は物語的にとらえることができるのです。

ただし、昔のことですから、解説の文面だけを読んでもピンときにくいかもしれません。

 

だからこそ、歴史マンガがオススメなのです。

マンガは歴史をお話として伝えてくれます。

しかも、絵がありますから、視覚的にとらえられ、文章だけのものよりずっとイメージがつきやすくなります。

 

個人的な経験ですが、私も歴史に興味を持ったのは、織田信長のマンガでした。

そして、歴史の学習が始まった5年生のときに、「日本の歴史」のマンガを買ってもらい、それに読みふけりました。

結果、歴史は得意科目となっていきました。

 

先ほど、興味を持つための題材の一つとしてマンガを挙げましたが、これが歴史の学習漫画であれば、そのままテストにも生きてきます。

本当にオススメです。(値は張りますが、小学館や集英社などから出ている全20巻くらいのものが本当の本当にオススメです)

 

最後に、「漢字が難しい」点。

これだけは頑張って練習して覚えてください。

(残念ながら、漢字指定の問題が増えていますから、逃げられませんよ。)

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