2023.03.05
その他
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。
新年度準備期間を利用して、小学生・中学生問わず、塾生の皆さんと面談をさせていただきました。
例年、年度替わりの面談では、生徒自身の「次学年の目標設定」に、
保護者の方にも立ち会っていただくことを目的としています。
掲げる目標は何でも構いません。無論、勉強に関係のあることに限りますが。
「苦手科目を克服する」、いいですね。
「得意な科目をもっと伸ばす」、それもありでしょう。
中には、「英検〇級の勉強を始める!」という方もいらっしゃいました。
こうした言葉がすぐに出てくる方のことは、実はあまり心配していません。
苦手の克服にせよ、得意分野の研鑽にせよ、自己分析が正しく出来ている証拠ですから。
問題は努力の方向性を見失っていらっしゃる方です。
例えば、今回の面談の中で、とある塾生の方から「何のために勉強するのかわからない」というようなお言葉をいただきました。
誰もが通る道、といえばそれまでですが、小中学生の皆さんにとっては切実なお悩み事の一つかと思います。
子どもたちを見ていると、勉強への向き合い方は実に様々です。
楽しんで取り組んでいる方、やるべきことだからと取り組んでいる方、嫌々やっている方。
同じ方でも科目が変われば様子にも変化がありますから、まさしく千差万別といえるでしょう。
その中で、確かに意義を感じられない場合があることも理解できます。
こう言ってしまうと塾講師としては立つ瀬が無いのですが、
個人的には、極論「今勉強している中身そのものはどうでもよい」と考えています。
もちろん実際には定期テストや入試がありますから、どうでもよくは無いのですが、
一旦それらの実務的な部分は横に置いていただけると助かります。
少し長くなってしまったので、次回の記事に続きます。