2021.10.09
その他
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水や藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。
生徒・保護者・講師問わず、国語という科目は難しい、というお話をよくします。
生徒からするとどのように勉強すればよいのかが今一つわからず、
保護者の方からすると子供からの質問に彼らが必要としている形で答えることが難しく、
そして我々講師からすると、子どもたちの力を伸ばすためのアプローチを構築するのが難しい。
「読解力」という言葉に置き換えてもよいですが、これを伸ばすのは簡単ではない、といつも思います。
何せこの読解力という言葉には様々な要素が混在していて、人によって定義が異なり、
更には成長の実態を捉えることができない。
特に問題を複雑化しているのは、「読解力」というものの中に複数の要素が混在している、という点です。
照応読解が苦手な生徒もいれば、係り受け(=文章の基本構造)を捉えることから苦手という生徒もいる。
これらを十把一絡げに読解力不足と断じてしまっては、指導も行き詰まると言わざるを得ません。
もちろん国語は全ての科目に通ずる大事な科目ですから、ここをおろそかには出来ないわけですが…。
という保護者・講師の心配とは裏腹に、生徒たち自身は案外国語に関しては楽観視していることが多いです。
それは皆が皆国語が得意だから、というわけではなく、むしろ逆で、
彼らの多くは国語をどのように勉強すればよいかわかっていません。
では何故国語に対しては数学や英語ほどの危機感を抱かないのかというと、
他の科目とは大きく異なる部分があるからですね。
続きは後日更新の②で!