2021.05.20
その他
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。
「車輪の再発明(reinventing the wheel)」という慣用表現があります。
「誰かがすでに生み出した何かを”自分で”生み出そうとして時間を無駄にすること」というくらいの意味です。
世界中に同旨の慣用表現がありますが、現在では特にIT業界で使用されることが多いようです。
新しいものを生み出すのはとても素晴らしいことですが、既にあるものなら有効利用してしまおう、ということですね。
ところで、定期テストが近づいてくると、「この科目はどのように勉強すればよいか?」という質問を受けます。
それもかなりの頻度で。
生徒のタイプやテストまでの日程に応じて効果的な方法というのは変わりますから、
その都度「今からならこういうことをやるとよい」という内容を共有します。
この「やり方を質問する」という作業工程は、成績を向上させるためにはとても重要だと考えています。
より正確に言えば、質問後に「自分にとって効果的なやり方を実践する」という一連の流れ。
当たり前ですが、学習塾に通い始めた直後の方や学習塾を探しているという方は、
自分一人での学習では上手く結果に結びつかなかった経験がある方がほとんどではないかと思います。
つまり、「自分に合った勉強のやり方をまだ身に付けていない」方が多いということですね。
自分なりのやり方が見つかっていないわけですから、それを一から探していくというのはちょっと効率的ではなさそうです。
ましてや学習塾というのはこれまで在籍していた塾生の良い例、悪い例を把握しているので、
生徒からすればそれを踏まえたアドバイスを求めて実践した方がはるかに楽でしょう。
“既に発明された車輪”を使ってその先の勉強を進めていけばよい。
そういう視点で今一度自分のやり方はこれでよいのか、を考えてみましょう。