2025.02.16
先生から
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水家藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。
前回の記事の続きです。
では、覚える必要があるものをきちんと記憶に残すために、
果たしてどんなやり方があるでしょうか。
いくつか考えてみましょう。
たとえば、「繰り返し書く」という方法。
一番オーソドックスなやり方のように思いますが、
こちらは前回も触れた通り、やや愚直なやり方という感じがします。
特に、「ただ決められた回数繰り返す」というだけでは、
労力の割には記憶に残らない、ということも多いでしょう。
特別効率の良いやり方、というわけではなさそうです。
次に、テキスト等に「マーカー・ラインを引いていく」という方法。
色分けを駆使したり、マーカーと下線の使い分けなんかで重要な語句・説明を強調して、
とても見やすくカラフルなテキストに仕上げる方もいらっしゃいますね。
ただ、これも実は覚えるという観点からいくとあまり効果は高くないそうです。
先の繰り返しと同様、時間・労力には見合わない結果になりやすいわけですね。
それでは、「ノートにまとめる」という方法はどうでしょう。
明倫ではテスト勉強時などにこの「ノートまとめ」を推奨しているのですが、
結論から言うと、実はこれは「取り組み方によって効果が変わる」やり方です。
教科書や参考書を見ながらまとめノートを作成していたりすると、
やはり記憶という観点からは優れた効果は見込めません。
というよりも、
そもそも「教科書や参考書をみながらまとめを作成する」
という行為自体が本末転倒というか、
いわゆる『車輪の再発明』でしかないのですよね。
教科書・参考書はプロが作成しているので、
既に十分わかりやすくまとまっています。
ということは、「それを見ながら更にまとめ直す」という作業は
よっぽど上手にかみ砕いて再言語化できる方以外は、
「テキストからそれっぽい図や表記をノートに書き写す」作業になります。
つまり、「覚えるための作業ではなくなってしまう」ということです。
これも、そのままでは時間・労力に見合わない効用しかもたらさない、ということになります。
長くなってしまったので、
更に次回に続きます。
明倫ゼミナール藤が丘校では、この春から頑張ろう!という新規塾生を募集中です。
明倫ゼミナールの新年度授業スタートは3月からなので、この2月は新年度説明会を実施しています。
次回の説明会は2/22(土)10:00からを予定しています。
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