藤が丘校のブログ

遠きに行くは必ず邇きよりす。

2024.10.20

先生から

名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。

清水家藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。

 

藤が丘校では、毎週金曜日に「サポート学習」という時間を設けています。

名前の通り、子どもたちの学習内容のフォロー・サポートをする時間です。

 

内容は時期によって様々ですが、

①授業内容の確認テスト

②定期テスト直し

③次回定期テストの「目標設定」

④テスト勉強の「進捗確認」

⑤受験勉強の「進捗確認」(小6・中3)

等々、基本的には「目標設定」「進捗確認」「軌道修正」の3点を目的としています。

 

ちょうど今週のサポート学習では、生徒と二者面談をしつつ、

③~⑤を実施しました。

 

目標設定のコツは「具体的な数的目標」を入れること。

そして、「いつまでに」「何を」「どれだけ」やるのか、

細分化した小目標を併せて設定することです。

 

5科の合計点数であれ、学年順位であれ、

具体的な数的目標を入れなければ、進捗の確認は難しくなります。

(つまり、「目標」に対して「今」どうか?という追い方ができなくなります)

 

仮に「5科合計400点」が目標なら、

それを「各科目でそれぞれ何点」という形で細分化し、

各科目の目標点数に対して「何を」「いつまでに」「どれだけ」やるのか、を考えさせるところまでが「目標設定」です。

 

気を付けないといけないのは、一見良さそうな「目標設定」が実はよくない、ということが多々あることです。

つまり、「それは本人にとって適切な目標か?」という視点で「軌道修正」してあげる必要がある、ということです。

 

普段の授業の様子やテストの点数からすると「高すぎる目標」になっていないか。

余程原因分析が正確にできている、というのでなければ、

数十点を一息に引き上げなければならない目標設定というのは、

本人にとって「高すぎる目標」になっていることが多いでしょう。

 

生徒自身に「目標」を考えさせることは大事なのですが、

その上で「今の実力に見合った形」に修正してあげる必要がある、

ということですね。

 

そうすると、同じ目標を立てていたとしても、

個人個人で取り組むべき内容は異なりますから、

そこまで細分化した上で期限を切って実際にやらせてみる。

 

その進捗確認を次週のサポート学習で…、

という形で、サイクルを回していくわけですね。

 

慣れてくると自分の今やるべきことが見えてきたり、

いつぐらいから始めればうまくいくかが掴めてきたりするので、

軌道に乗るまでのサポートをするのが教室側の仕事かな、と考えています。

 

「遠きに行くは必ず邇きよりす」と言います。

一足飛びにはいかない、ということです。

(『礼記』の中庸ですね)

 

2学期の期末までひと月ほど。

悔いの残らないよう、引き続き頑張りましょう。


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