2024.05.12
先生から
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水家藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。
「基礎が大事」という話を、皆さんいたるところでお聞きになると思います。
練習は想定する本番に向けた「瞬間の切り抜き」ですが、
実戦でその練習と同程度の結果を得るためには、
心理的・体力的な「余裕」と技術的な「洗練」が高いレベルで要求されます。
例えばスポーツであれば、基礎体力が伴わないまま難しい技術だけを練習しても、
それは本番で使えるパフォーマンス(つまり「余裕」ですね)を維持できない、
ということになったりするわけです。
そうならないよう、スポーツ選手は基礎体力作りに余念がない、ということですね。
「安定感」を作るには「基礎体力」がいる。
そして、確かな「基礎体力」を作り上げるには「根気」がいる。
一朝一夕では身にならない、と心に刻んだうえで、日々積み上げる覚悟がいるわけです。
翻って、勉強においてはいかがでしょう。
テスト前に普段より負荷のかかる取り組みをする、という方は多いと思います。
それでは、「基礎体力」作りの方はというと、これは個人差がかなり出る気がします。
勉強における基礎体力は、概ね次の3つに大別できると思います。
①語彙力・読解力
②計算力
③学習習慣
①を鍛えるためには、きちんとした文章に触れる機会がなければなりませんね。
現代社会は特に活字に触れる機会に乏しいですから、
受験生というのでなければ、やはり意識的に読書の時間は設けるべきです。
年齢相応の文学作品に触れる、というだけでも、得られるものがたくさんあります。
②であれば、「早く」「正確に」処理する力が求められます。
取り組むものが計算ドリル等、学校の宿題などでも構わないと思います。
時間を計って正確に処理する、という意識で取り組むタイミングを設けるべきですね。
その積み重ねが受験生になった時に必ず活きてきます。
特に小学生のうちは少数・分数の計算など、具体的な数的処理をたくさん練習しますから、
ここがミスなくこなせるようになる効果は大きいですね。
③は①・②を短期的な思い付き行動にしないために必要なものです。
前述の通り、皆さんにとって「瞬間的に取り組む」ことは難しくはないからです。
言ってしまえば、部活動の試合でも、テストの点数でも、
それほど熱心に練習した・勉強したというのでなくても、
試合に負ければ悔しいし、悪い点数を取れば嫌な気持ちになります。
「次は頑張ろう」と思うこと自体は難しくない。
ただ、その気持ちを持続させることはとても難しい。
だから、取り組みを持続させられるかどうかは③にかかっている、というわけです。
早い中学校では最初の中間テストが終わりました。
結果が返ってきて、自分の納得のいく点数ではなかった、という場合ももちろんあると思います。
そこで行動が変えられるかどうかが一番大事だよ、というお話でした。
基礎体力作り、一緒に頑張っていきましょうね。
明倫ゼミナール藤が丘校では、1学期ここから頑張ろう!という新規塾生を募集中です。
特に中学生はどの学年も席数が残りわずかです。ご検討中の方はお早めにご連絡ください。
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