2023.11.18
先生から
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水家藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。
突然ですが、物事に「熱意をもって取り組む」ために必要なことって何でしょうか。
勉強に限らず、趣味でも、部活でも、なんでも構いません。
どういうものなら、皆さんは「もっと頑張ろう!」とか、「もう少しやりたい」と思えますか。
なんでこんな話をするのかというと、
「好きなことへの集中力が勉強になると全然発揮できない」というような相談を、ここ数日で複数受けたからです。
もちろん、勉強が好きで自然と取り組める、という方は良いと思います。
かくいう自分も学生時代は割と勉強が好きな方だったので、
「勉強が嫌い」という方の気持ちは、実は自身の経験則とは合致しません。
でも、その気持ちはわからなくは無いですよね。
勉強するよりもわかりやすく楽しい時間を過ごせるものがあふれている昨今ですから、
確たる目的無く当たり前に勉強に向かえる、という方はやはり少ないと思います。
その目的にしても、「○○中学校・○○高校に行きたい」とか「将来○○になりたい」というようなことが決まっていればまだしも、
そんなものはっきりと決まっていない、という方が子どもたちの年齢では多いでしょう。
目的地が見えない道程というのは、それ自体を楽しむつもりがなければ基本的には苦痛です。
それでも放り出すことが基本的に許されないのが勉強ですから、「勉強が嫌いになる」という気持ちはよくわかります。
そうは言っても、「勉強嫌いでも仕方ない」ではあまりにあんまりな結論ですから、
もう少し掘り下げて考えてみましょう。
次回に続きます。