藤が丘校のブログ

名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。

清水家藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。

　

前回・前々回の記事の続きです。

　

暗記のために

①繰り返し書いたり、

②マーカーを引いたり、

③ノートにまとめを作ったり、

というやり方では実は効果は薄い、というお話をしていました。

ただし、③には「取り組み方で効果が変わる」と付してあります。

　

ではどうすれば効果は上がるのかというと、答えは結構簡単で、

「インプット」と「アウトプット」を分ける意識が必要、ということです。

　

つまり、教科書や参考書の記載は確認してかまわないのですが、

たとえば「見開き2ページの内容に2分で目を通し、

その後テキストを閉じて、自分が覚えたい重要語句や

説明などを思い出しながら書き出す・まとめる」

というような手続きが必要、ということです。

　

社会の教科書などを利用して、

実際にやってみていただくと良いと思います。

やってみるとわかりますが、最初は悲しくなるくらい何も書けません。

今しがた目にしたのにです。

そこで、何も見ずに思い出せるだけ書き出したら、

もう一度教科書の記載に戻り、

再度確認→思い出す、を繰り返します。

　

こういう勉強法を”アクティブリコール”と言います。

能動的に思い出そうとすることで脳に負荷をかける学習法です。

　

逆に言うと、①～③は実はそれほど脳に負荷がかかっていないので、

労力の割に記憶に残らない、というわけです。

　

なんでもそうだと思いますが、

適切な負荷・練習の仕方というのは大事ですね。

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