2021.05.15
その他
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。
中学受験コースの6年生の皆さんは先週・今週の国語の授業で「文化の比較」をテーマに様々な文章を読んでいますね。
そうした文化比較の文章では、基本的に日本と欧米諸国の文化の違いを扱います。
以前読んだ記事では、いろんな国の出身の人が集まったときに、自分の国のことをどれだけ詳しく話せるか、というテーマが扱われていました。
国旗の由来、伝統芸能・文化、産業など、扱われる内容は数多くありましたが、「その由来まで話せるものはどれだけあるか?」と読者に投げかけているのが印象的でした。
例えば伝統的な文化として『和歌』や『俳句』を挙げる人は多いですが、素晴らしい和歌の数々のどれだけを皆さんはご存知でしょうか。
欧米では自国の文化や成り立ち(=ルーツ)に興味を持つのは当たり前のことだそうです。
大陸は地続きですから、文化圏にも明確な境目が無い。
だからこそ日頃から自分たちのルーツを明確に意識するのでしょうね。
まだ先の話と思うでしょうが、大学ではこうした内容を「比較文化論」という形でより詳細に学ぶことができます。
中学受験コースの皆さんは日々の学習はもちろん、期間講習などでも実に様々な分野の文章に触れます。
それらすべてに造詣深くなることは必須ではありませんが、せっかく様々な文章に触れるのですから、
「その中で自分が興味を持てる分野」というものは意識しておくと良いと思います。
そうして興味を持ち、自然と広げてゆける知識のことを日本語では「教養」と呼びます。
今年は梅雨入りが早いようです。体調管理には十分気を付けましょうね。