2022.09.17
その他
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。
自分が指導していた生徒で、明和高校に進学した男の子の話です。
彼はとにかく勉強量がずば抜けていて、定期テストのたびにテスト勉強用のノートが10冊近く進む子でした。
テスト3週間前にノートチェックを実施したら、机の上に9冊ドン!と置かれた時など、思わず笑ってしまったものです。
先日、彼に寄付してもらったテストノートを見直していて、彼がよく「不安だ」という言葉を口にしていたのを思い出しました。
彼は定期テストのたびに10冊のテストノートをこなして、それでも不安だと話していたのです。
月に一度はメンタルが弱り、その都度保護者の方と三者面談を実施したことをよく覚えています。
彼の不安は、言ってしまえば「やればやるほど自分の足りない部分が見えてくる」というところに由来していました。
目の前の問題が全て解けるようになっても、まだ取りこぼしがあるのではないか、という不安だったわけですね。
そこまで突き詰めてやれることが既にすごいのですが、本人はいたって真剣でした。
ところが、この手の不安というのは結局のところ、それを打ち消すくらいの努力量でしか払拭することができない。
だから彼には「入試の本番、この会場の誰よりも努力したのは自分だと言えるくらい徹底的にやろう!」と話していました。
既に頑張っている彼をさらに追い込む、ひどい講師もいたものです。
ありがたいことに、彼は私立高校受験では滝高校の合格を獲ってきてくれました。
滝を受ける直前まで「自分には無理だ」と言っていたのに、
合格発表のその日に直接合格の報告をしに来てくれたことを今でも覚えています。
彼が明和高校を受ける時に不安がなかったとは思いません。不合格の恐怖ももちろんあったと思います。
けれど、それを打ち消して実力を発揮できるように、と真摯に勉強に向かってくれていたことは事実でした。
それを間近で見ていたので、入試当日の朝、彼を送り出すときには、少なくとも自分には少しも不安はありませんでした。
「心配とは、行動の不足から起こるものである」
元プロ野球監督の野村克也氏の言葉だそうです。
努力とはかくあるべき、というお話でした。
早い中学校では9月末には2学期の中間テストがスタートします。
「誰よりも自分が勉強した」と胸を張って言えるよう、取り組んでください。
明倫ゼミナール藤が丘校では、この2学期から頑張ろう!という新規塾生を募集しています。
中学生のお席は残り少なくなっていますので、ご検討いただける場合は是非お早めにご連絡ください。
定期テストや1学期の通知表などお持ちいただければ、個別の学習相談や結果分析もいたします。
お申込みはHP上、または0120-272-731までお願いいたします。