私立中学受験科ブログ

受験勉強アドバイスの最近の記事

2学期の受験勉強スタート

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

台風10号の影響が心配でしたが、

夏期講習後の模擬試験を実施することができました。

「夏期講習で復習したからできた!」という問題も、

「夏期講習で復習したから大丈夫だと思ったのに...」という問題もあったと思います。

模擬試験は自身のできるできないをはっきりさせて、

できないものをやり直してできるようにしていくためのものです。

模擬試験の後、きちんと復習し直すことが大切です。

「できなかった...」という感想の人は、

前述のような目的でやったのですから、

きちんと復習をしてできることを増やせば大丈夫です。

「できた!」という感想の人も、

できることをさらに増やすようにやり直してください。

夏休みにがんばって勉強した受験生は多いですね。

ということは、

できることは増えたのに、

偏差値にしてみると「思ったより上がってなかった」ということが有り得ます。


6年生は復習が不十分だった分野のやり直しが終わったら、

志望校の過去問に挑戦ですね。

まずは問題量にびっくりする人が多いと思います。

・制限時間内(練習だから少し短くして)でやってみる。

・制限時間内でやれた問題のみ答え合わせをして、

 ボーダーと出来を確認してみる。

・制限時間内でできなかった問題を時間外でやってみる。


制限時間と問題量・難易度を体感するということと、

出題された問題には食らいつくという経験と両方を取りましょう!!

夏期講習の準備をしてください!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

夏期講習が目前に迫りました。

明倫生は夏期講習の教材を今週もらっていますね。

あわせて夏期講習までにやっておく宿題も提示されましたね。

今まで習ったことを夏期講習で復習しますが、

習熟度は人それぞれです。

まずは自分自身の得意分野と苦手分野を把握しましょう。

得意分野は応用問題もできるようにしよう!

苦手分野はまず基礎的なことから確認しよう!

そのような考えを持って夏期講習に臨むことが大切です。

自分が何ができていて何ができていないのかよくわからずに授業を受けると、

ただ解説を聞いて「わかったつもり」で終わってしまうかもしれません!

自分なりの夏休みの計画を立てている人もいるでしょう。

6年生は春季特訓で学んだと思いますが、

下記の内容を参考にしてみてください。

・勉強を始める時刻を決めましょう。

・漢字計算練習は毎日の学習に取り入れましょう。

・特定の教科にしぼるのではなく、1日に複数教科やりましょう。

・計画が遅れても取り戻せるように、やることを決めない時間を用意しましょう。

・実際に勉強に取り組んだ時間と大まかな内容を記録しておきましょう。


夏休みを有意義に過ごすためのポイントは、

夏休みが始まる前にスタートすることです!!

6月アタックテストを使って復習を

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

6月9日(日)実施の模擬試験のやり直しは終わりましたか?

模擬試験は現在の習熟度を確認するとともに、

入試に備えて、できなかったことをできるようにするために実施しています。

解説授業を担当した先生から、

今回の模擬試験に関するアドバイスをしてもらいました。

4年生

どの教科も小学校のテストとまったく違いますから、

おどろいたことと思います。

100点を取るやり直しは必要ありません。

受験勉強も始まったばかりですから、

それぞれの状況に応じて、

できることを増やしていきましょう。

特に、文章がスラスラ読めるように練習しておくこと、

計算問題が得意になるように練習しておくこと、

習った知識は一つでも多く覚えようとすること、

そんなことをしておくと、

5年生から勉強でも生きてきますよ。


5年生

【国語】

漢字・語句の問題は、

日頃の勉強に覚え直しが取り入れられているかどうかを試すような出題でした。

土曜日の週テストの出題と見比べてください!

文章読解問題は、随筆文と説明文からの出題でした。

答えの根拠となる部分は、どこかを確認しましょう。

【算数】

円周率を使った出題が多かったですね。

「3.14×▢」の計算は「3.14の段」として、

ある程度覚えていた人は速く正確に解くことができたのではないかと思います。

【社会】

国語の漢字語句の問題と同様に、

基礎知識が身についているかどうかを確認する出題が多いです。

しっかり覚え直しをしましょう。

また、地形図の問題は入試頻出です。

覚えた知識を使って「読み取る」練習をしましょう。

【理科】

生物分野と地学分野からの出題でした。

5年生の間に多くの基礎知識を蓄えておくことが大切ですから、

知識の定着を図りましょう。

6年生

【国語】

大問1の説明文は小学生が好んで読むような文章ではありませんが、

入試ではそういった文章もよく出題されています。

小学生になじみのない文章だからこそ、

読解力の有無がわかりやすいからです。

塾の授業で「この文章、嫌い」と集中力を下げていてはいけません!

大問3の主語・述語を答える問題は、

パッと見て答えを出すと、

主語の省略や主語に見える文節に引っかかってしまいます。

述語に対して主語はどれかを丁寧に見つけましょう。

大問4は語彙力を試す問題ではありますが、

形容動詞のかかる言葉から考えてみましょう。

【算数】

5年生同様に円周率を使った問題が多かったですね。

円周率を使った問題は、煩雑な計算に正面から取り組むのではなく、

3.14を1つにまとめる工夫が大切です!

計算練習の数をこなすことも大切ですが、

速く正確に答えを出す方法を見つけることも大切です!!

【社会】

財政、地方自治、環境問題、世界遺産、世界地図など、

現代社会に関する出題ばかりでした。

中学受験では時事問題(ニュースなどからの出題)が取り入れられます。

時事問題対策として新聞に目を通したり、

報道番組を見ることで、

多くのことを学んでいることがわかりますよ。

【理科】

物理分野の出題ばかりで苦手としている人は苦戦したかと思います。

しかし、基本的な原理原則を理解し公式を覚えておれば、

それほど難しくはありません。

例えば、音の伝わり方の計算問題も算数の速さの問題と考えれば、

ずっと難しい問題を皆さんは算数で解いていますよ。

まずは「圧力」「密度」「浮力」など、

それぞれの用語の意味をもう一度しっかりと確認しましょう。

6年生5月の模擬試験

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

先日、6年生の模擬試験と解説授業がありました。

解説授業を担当した先生からテストに関するアドバイスをもらいましたので、

紹介します。

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国語の漢字の読み書きや四字熟語、接続語などで、

愛知県の私立中学校で実際に出題されたものと同じものが多数ありました。

特別に難しいということではなく、

標準的な語句・文法レベルだと考えて日々のトレーニングに取り組んでください。

今、皆さんが使っている教材で十分対応できますよ。

物語文の出典は「雪のなまえ」(村山由佳)でしたが、

こちらも、近年、女子校の入試で使われていました。


社会科は6年生になって習った範囲ばかりでしたが、

多くの知識が身についているかを試す問題でした。

知識をきちんと整理して覚え直しておくことが大切です。

週テストを受けている人は、

今回の模擬試験範囲の週テストをやり直してみてください。

復習がしっかりできるとともに、

一週間ごとにまとめの勉強をしておくと良いことがわかります!

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算数は入試頻出の「旅人算」が出題されていました。

複数の人物が問題文の中に出て来ますが、

それぞれの動きを整理し、

問題を解く時に誰の動きを考えればよいかが鍵となるように、

読解力も必要になります。

日頃から問題文に線を引くなどして整理したり、

線分図や池の図を描いたりするなどして、

考えを進めていく練習をしましょう。


理科は電流に関する出題ばかりだったので、

物理分野を苦手としている人はキツかったと思います。

しかし、知識と問う問題や与えられた資料を読み取るだけの問題もありましたから、

「難しい」「苦手だ」という気持ちに負けずに、

自分のできる問題を見つけて得点することが大切でしたね。

実際の入試でも、得意な分野や易しい問題を見つけて、

確実に得点していくというやり方が必要です。


明倫生以外の6年生も受ける模擬試験なため、

具体的な問題の紹介は割愛させていただきました。

絶対、大丈夫だからがんばって!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

今春から愛知淑徳中学校に通うYさんの中学受験の感想、

後輩の皆さんに伝えたいことをいただきました。



受験準備は早くから始めていたし、

苦手分野の対策もきちんとやったつもりだったので、

自信を持って入試に臨めると思っていました。

しかし、入試の朝は人数が多くておどろき、

『合格』を知った時は『感動』よりも『安心』でした。

「本当に受かったの?」と信じられない気持ちもありました。


受験勉強では基本事項を完璧にしておいた方が良いです。

暗記分野は教科書を見て丸暗記するのではなく、

問題を解いて覚えられたかどうか、

理解できているかどうかを確認した方が良いです。


中学受験の勉強を通して、

先生たちからいろんなことを教わったり、

話したりしたことが思い出になっています。

私がストレスをためないように気を配ってくれたり、

一緒にいろいろと考えてくれた家族にも感謝しています。

塾で食べるお母さんのお弁当は楽しみでした。

中学受験に挑めたことが私の自信になっています!

中学校生活も自分のしたいことを自分らしくしていきたいです!!

後輩の皆さんは、

まだ、これからどうなるかはもちろん、

受験がどういうものかもよくわからないかもしれません。

でも、がんばって挑めば、

絶対、大丈夫だから自分を信じてがんばって!!



【お知らせ】

4/28~5/5は、通常授業がありません。

5/4,5は、ゴールデンウィーク講座を開講しています。

4,5年生の申込者は、オンライン受講です。

6年生は受講会場を間違えないように来てください!

2023年度 冬期講習スタート!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

今日から冬期講習がスタートしました。

6年生にとっては入試直前の講習です。

問題を解くときも解説を聞くときも

「この問題が入試に出たら」

と入試を想定しましょう。

正解した場合は、

入試当日に同じような問題が出ればやはり解けるように、

考え方や解き方を確認しましょう。

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正解しなかった場合は、

「入試で同じような問題が出ればできる!」

と思えるまでやり直しをしておきましょう!

ただし、もう入試直前ですから、

やり直しにも自分なりの優先度をつけましょう。

「答えを見ても、解説を見ても聞いても、さっぱりわからない」

という問題に時間をかけるより、

「用語を覚えていたら書けた」

「やり方を覚えていたら解けた」

というようなものはしっかり覚え直しをしておきましょう。

「本当はできたのに...」

「もう少しやっておけばできたかも」

という後悔のない受験をめざしましょう!!

6年生模擬試験を全力で!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

6年生の2学期は毎月模擬試験があります。

そのすべてが単元別の試験範囲は示されません。

入試に向けて総合力のチェックをしていきます。

それでも模擬試験後に理解不足だった単元がわかると思いますから、

そこはきちんとやり直しておくことが大切なのは言うまでもありません。
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模擬試験中の問題への取り組み方も確認してほしいことです。

思い込みで問題に取り組んだことはなかったか?

問題を勝手な解釈をして、

問われた内容と違うことを答えていたり、

設問の表現にまどわされて「習っていない」と思い込んで解くのをあきらめたりなどです。

集中力が途切れた状態になっていなかったか?

体力的なことか気力の問題なのか、

ボーッとしてしまって全力で取り組めなかったとか、

あせったのか面倒だったのか、

手順を省いたとか確認を怠っとかで得点できなかったなどです。

そんな状況になったことも現在の実力だと考えないといけません。

「時間があればできた」

「もう少し調子が良ければできた」

などと言っていてはいけません。

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合否が決まる入試で緊張することはあたりまえ。

入試では特別な力を発揮するのではなく、

練習してきたことが出せれば良いと臨むものです。

ですから、練習も全力で!!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

6年生は夏期講習で既習分野の復習が終わった後、

入試問題のような総合問題に取り組んでいます。

国語で外山滋比古氏の文章(「知的生活習慣」)が出題文に使われていました。

忘却には頭のはたらきをよくする善玉忘却があるという文章です。

その中に、

「無知は問題外だが、知識が自由な思考を妨げるとしたら問題である」

という一文がありました。

これを読んだ時に、

熱心に勉強しているが応用力がつかなくて苦しんでいる受験生を思い浮かべました。

パターン演習を熱心にこなしている成果で、

同じような出題の正答率は高いのですが、

少し変わった出題文になると、

解ける知識はありながら糸口をつかめずに思考停止になってしまう受験生です。

「こんな問題は見たことがない」「習った覚えがない」

とあきらめてしまわず、

「ここに着目したらどうなるだろう?」「問題をこう言い換えてみよう」

などと試行錯誤してみましょう。

そんな機会を増やすには、

志望校の過去問集を学習に取り入れると良いですね。

入試問題は受験生の様々な力を見たいと思って作成されていますから、

即答できる問題ばかりではありません。

焦らず粘り強く取り組む練習にもなりますよ!

算数の授業教室から、

「そうやって解いたんだね。その方法も正解だよ!」

という先生の声が聞こえてきます。

一つの解法を覚えるのでなく考えることが大事です!!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。


夏季集中特訓での保護者会・授業参観にお越しいただいた保護者の方から、

いくつかご相談をいただきました。

「自分から机に向かうことがないのですが、このまま続けても大丈夫でしょうか?」

「他のお子さんは、どのくらい勉強しているのか不安です」

「親はどのくらい子どもの勉強に関わるものでしょうか?」

「宿題をやるだけで終わってしまっています。プラスαの勉強ができていません」

「答えを見ながらでないと宿題が進みません」

などなど。

これらの回答は、

それぞれのお子様の状況などによって変わってしまうのですが、

中学受験は子どものみでやれるものではないということ、

発達著しい中で受験生生活を送っているということを考慮しないといけないと思います。

背中を押してあげることも必要ですし、

教え諭すだけでなく、

子どもの言い分も聞いてあげて気づきを与えることも必要だと思います。

夏季集中特訓の受付の様子をご覧になってお気づきになった方もいらっしゃると思いますが、

5年生と6年生では教室に入って行く様子が違っていましたね。

6年生はほとんどのお子様が振り返らずに教室に入って行きます。

小学生の1年の成長は大きいです!

(保護者会にご出席の方のご質問やご相談は通塾校校長にも共有しますのでご安心ください)
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さて、勉強する目的とは?

内発的動機づけ...興味や楽しさといった自分の内側から込み上げてくる欲求にしたがって行動。

外発的動機づけ...良い成績を取るため、合格するためなど、何らかの報酬を得るための行動。

自己決定の感覚...外発的動機づけであっても、何か自分の目標に向かって主体的に取り組んでいる感覚。

「わからないことがわかるようになるのが楽しい」というのは理想的だが、

そうでなければ、

何のために勉強をしているのか目的意識を明確にすると良いし、

結果だけにとらわれているとモチベーションは下がることもあるので、

達成感・爽快感・充実感・成長感などに目を向けると良い。


夏季集中特訓受講中の6年生は、

「聞いたことのある話だなあ」と思いましたね?

昨日、挑戦した片山学園中学校入試問題の国語出題文ですね。

(榎本博明「勉強できる子は〇〇がすごい」)

「〇〇中学校へ受けたい!」

「〇〇中学校で▢▢をしたい!」

「友達と〇〇中学校へ行く!」

など、勉強の目的がはっきりしていると良いですね!

もらった学校パンフレットも見ていますか?

春期講習が終了してもテキスト・ノートはまだ使う!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

春期講習が終わりましたが、

こういった講習を受けると、

「多くのことを習っていた」と実感できると思います。

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わかったつもりでいたけれど、

問われてみると答えられない。

答えや解説を見ると「そうだった!」と。

「解説を読んでもわからない」よりは良いのですが、

答えや解説を見て「そうだった」では得点になりません。

やはり身に付けて得点にするには、

問題にあたって練習することが有効です。
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春期テキストの間違い直しをやって、

少なくとも同じ問題が出たら確実に得点できるようにしましょう!

次に、書けた(正解した)答えを見て、

考え方や関連することがらを書いてみましょう。

誰かに教えるつもりでやってみるとうまくいくと思います。

誰かに教えようとすると、

結構、あいまいだったことが見つかりますよ。


6年生は9日(日)に模擬試験があります。

模擬試験はその時の習熟度を見るためのものです。

まだ、受験校の合否を占うような段階ではありませんが、

今の勉強の仕方や練習量が良かったのかどうかを確認することができます。

自分の努力が成果となって表れると勉強もはかどります。

しっかり勉強した上で模試を受ければ、

思うような結果にならなくても、

できた問題とできなかった問題の違いがどこにあるのか?

が宿題・勉強ノートを見れば、わかると思います。

勉強をしていなければ、そのノートがありませんから、

できた問題は「たまたまできた」、

できなかった問題は「勉強していないからできなかった」で終わってしまいますね。

それでは勉強のやり方が良くなりません。

模試が終わった後に、宿題・勉強ノートをすぐに見返すことができるように、

春期講習が終わってもテキスト・ノートはしまい込まないで使い続けるようにしましょう!

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