こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
時事問題対策をしながら、
ニュースに関心を持って見るようになった6年生もいます。
現実社会で起こっていることに目を向けてほしいというのが、
私立中学校が時事問題を出題する意図でもありますから、
良い傾向だと思います。
ニュースを見ていると「年収103万円の壁」という言葉をよく聞くと思います。
この「年収103万円の壁」を見直すという報道もありました。
税金には「控除(こうじょ)」と言って、
税金のかからない金額があります。
「基礎控除」と「給与所得控除」を合わせた金額が103万円です。
年収が103万円を超えると超えた分に所得税がかかります。
大学生などがアルバイトをしていて、
年収が103万円を超えると、
自分の収入に税がかかるだけでなく、
親の「扶養控除」が無くなって、
親の税負担額が大きくなります。
そのため「もっと働きたい」「もっと働かないと生活がたいへん」
と思っていても働くことを控えている場合があるのです。
そこで控除額の引き上げを検討しようというのです。
やってみよう!
1 日本国憲法に定められている国民の三大義務を答えなさい。
2 税には、税のかかる人と税を納める人が異なる間接税があります。
次のうち間接税を選びなさい。
ア 所得税...自分の収入にかかる税
イ 住民税...住んでいる都道府県や市町村に払う税
ウ 法人税...会社などの収入にかかる税
エ 消費税...買い物やサービスを受けた時にかかる税
3 収入の多くなるにつれて税率が上がる制度を何というか答えなさい。
4 日本の一年間の支出(歳出)のうち、国税でまかなえるのは、
どのくらいか次から選びなさい。
ア 100% イ 80% ウ 60% エ 40%
5 税のしくみに関して国会に提出する案づくりに関係の深い省を選びなさい。
ア 法務省 イ 財務省 ウ 厚生労働省 エ 総務省
答え
1 勤労の義務、納税の義務、子女に普通教育を受けさせる義務(教育の義務)
2 エ
3 累進課税(制度)
4 ウ
5 イ 財務省主税局