こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
北海道や東北地方の他各地でオーロラを見ることができたというニュースを見ましたか?
11日夜から12日未明にかけて「低緯度オーロラ」といって
普段より低い緯度の地域でオーロラが観測され、
空が赤紫色やピンクに光っている映像が報道されていました。
北極や南極、北欧の国々で発生するオーロラのように、
緑色や青色のカーテンが空で揺れているようなものではありませんでしたが、
黒い空にうっすらとですが縦じまが浮かんだ光が神秘的な映像でした。
北欧の国々で見られる現象と思っていたオーロラが日本で見られると興味が湧きますね。
太陽の表面では「太陽フレア」と呼ばれる爆発が起こっており、
その爆風の影響で前述のプラズマが発生し地球に運ばれて来るそうです。
それが地球に入って来た時に空気に触れて光る現象がオーロラです。
上空の高いところで赤色に光り、
低いところで緑色、もっと低いと紫色に光ります。
日本で観測されたオーロラは日本上空で発生しているのではなく、
北極周辺で発生したオーロラの高い部分が見えているので、
緑色の部分が見えないのだそうです。(参考:なよろ市立天文台HP)
「赤気(せっき)」というキジの尾のような赤い光が空に出たという記述が日本書紀にあり、
それが日本におけるもっとも古いオーロラの記述ではないかと言われています。