こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
今日が小学校の入学式の地域もありますね。
明日や来週は中学校の入学式もあります。
今年の桜はちょうど入学式の頃に見ごろとなりました。
「きっとサクラは咲くよ」
という卒塾生の後輩へのメッセージがありました。
受験学年の6年生は良い桜が見られるようにがんばりましょう!
日本最古の歌集『万葉集』に収められている花をよんだ歌は、
秋の萩と春の梅が多く桜は少ないそうです。
梅は中国から持ち込まれた樹木でしたが、
貴族の間では梅の花が鑑賞の対象とされました。
桜が鑑賞の対象になるのは平安時代になってからのようです。(参考:農林水産省HP)
現在、全国で見られるソメイヨシノは江戸時代につくられた品種です。
ソメイヨシノは種をつくれないので接ぎ木(つぎき)と言う方法で増やします。
接ぎ木は1本の木から枝を切って他の木につなぎます。
同じ木から増やしているので同じ性質の木ばかりになります。
ですから、一定の気候条件になるといっせいに咲くのです。
やってみよう!
1 「東風(こち)ふかば 匂(にお)いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘(わす)るな」
とよんだ平安時代の人物を答えなさい。
2 桜で有名な奈良県吉野には、足利尊氏と対立した天皇が朝廷を置いたが、
その天皇が誰か答えなさい。
3 桃山時代、醍醐の花見と呼ばれる庶民から大名まで参加した盛大な花見の宴(うたげ)を
開催した人物を答えなさい。
4 江戸時代に隅田川の堤防などに桜の木を植えさせた八代将軍の名前を答えなさい。
5 4のように堤防に桜の木を植えることで、多くの花見客が堤防を歩くことになる。
このことによって堤防にとって良いことがあるが、それを簡潔に書きなさい。
答え
1 菅原道真 遣唐使の停止を進言
2 後醍醐天皇
3 豊臣秀吉
4 徳川吉宗
5 例:花見客によって堤防が踏み固められて丈夫になる。
(太平洋側は夏の降水量が多かったですね。梅雨を迎える前で時期も良かったようです)