こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
3月31日に2024年入試分析報告会をオンラインで開催しました。
各教科ごとの特色や対策をお話ししましたが、
いくつかの教科に共通した内容として下記のようなことが挙げられました。
・ 国語はもちろん他教科においても多くの文字数を処理する力が求められている。
公立高校入試と同じ出題文の私立中学校がありましたが、
出題文の文字数は私立中学校の方が多かったです。
・ 選択肢の文章が長く複雑で、選択肢においても読解力が求められている。
・ 選択問題で「すべて選びなさい」など、
消去法の使えない出題が定番化している。
・ 資料を読み取って答える出題が増えている。
・ 多くの知識を習得できていることが前提で、
その知識が理解できているかも問われている。
・ 他教科の要素を取り入れた教科横断型の出題がある。
・ 入試問題の中で新しい知識が紹介されており、
その場での理解力を問う出題が定番化しつつある。
・ 教科書に書かれた内容そのものだけでなく、
身の回りのことや実社会のできごとに関する出題が増えている。
同じ学校でも、ある教科が難しい年もあれば易しい年もあります。
また、入試問題は易しい問題から難しい問題へという並びになっていません。
年によって、大問1が易しかったり一番難しかったりすることがあります。
ですから、得点すべき問題から確実に取り組む判断力も必要になります。
しかし、その前に多くの知識が習得されていなければなりません。
6年生の夏休みまでは、特に知識の習得に努めましょう!