私立中学受験科ブログ

2024年入試 時事問題対策 ~脱炭素社会~

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

2023年7月に高浜原子力発電所(福井県)が再稼働しました。

2011年の東日本大震災で福島第一原子力発電所の事故を受けて、

当時の民主党政権は全国の原子力発電所が停止させました。

その後、自民党政権になって、

かつてよりも厳しい安全基準をクリアした原子力発電所の再稼働を認めました。

さらに岸田内閣において、

原則40年とされていた原子力発電施設の運転期間を安全性が確認されれば60年まで運転できるとしました。

また、安全性や燃焼率の高い「次世代革新炉」の開発や新設を進める方針を出しました。


このような決定をした背景には、

安定した電力供給と電気代の高騰(こうとう:値段が大きく上がる)対策のためとしています。

また、原子力発電所を停止していることや電力需要が増えているため、

火力発電の割合が高くなっています。

火力発電は二酸化炭素の排出が避けられないため、

地球温暖化対策の観点からは割合を下げなければならないということもあります。


やってみよう!

1 2023年11月に「第28回 気候変動枠組み条約締約国会議」が開かれた。

 この会議を表しているものとして正しいものを選びなさい。

 ア CUP28  イ COP28  ウ TOP28  エ STEP28

2 1の会議が開かれた都市ドバイは、日本が石油を輸入している国の都市である。

 この国の国名を答えなさい。

3 日本は気候変動対策の取り組みが遅れているとして、

 環境NGOのCANが日本に与えた賞を次から選びなさい。

 ア 炭素賞  イ 後退賞  ウ 温暖賞  エ 化石賞

4 排出される二酸化炭素の量と森林などが吸収する二酸化炭素の量を差し引きして、

 二酸化炭素の排出量を実質0の状態になることをカタカナで書きなさい。

5 二酸化炭素排出量が日本よりも多い国をすべて選びなさい。

 ア 中国  イ アメリカ  ウ インド  エ ロシア


答え

1 イ  第1回がドイツ、第3回は日本で「京都議定書」がまとめられた。

2 アラブ首長国連邦(UAE

3 エ  化石燃料に頼っていて温暖化対策が遅れているという皮肉

4 カーボンニュートラル

5 ア・イ・ウ・エ  第5位が日本(2020年)

2024年7月

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