こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
七夕は中国の考え方と日本の物語とが合わさったものと考えられています。
季節の変わり目は、
悪いものがやってくるということで災いを避ける行事として催されたのが節句です。
世の中は陽(プラス)と陰(マイナス)の組み合わせによって成り立っていると考えられました。
数字で言うと奇数が陽で偶数が陰になるそうです。
7月7日は陽の数字の7が二つ重なっています。
7+7=14で、陽から陰へと不安定な状態になる境目という考えがあるようです。
江戸時代に定められた五節句は、
1月7日・3月3日・5月5日・7月7日・9月9日と奇数+奇数です。
中国から伝わった織姫・彦星伝説ですが、
織姫は天界で神様の着物を織ることを仕事にしていました。
日本では神に供える布を織る女性を「棚機つ女(たなばたつめ)」と言いました。
同じ機織りの女性ですから物語の主人公として重なり、
七夕(しちせき)を「たなばた」と読むようになった由来と考えられています。
やってみよう!
1 「七夕」は、俳句の季語としてはいつの季節を表すか答えなさい。
2 織姫を表すのは、こと座のなんという一等星か答えなさい。
3 彦星を表すのは、わし座のなんという一等星か答えなさい。
4 3月3日は「桃の節句」、9月9日は「菊の節句」と言うことを参考に、
7月7日は何の節句と呼ばれるか答えなさい。
5 日本三大七夕まつりに数えられる七夕まつりが開催される府県を3つ選びなさい。
ア 愛知県 イ 京都府 ウ 宮城県 エ 神奈川県 オ 大阪府
答え
1 秋 「天の川」も秋の季語
2 ベガ
3 アルタイル
4 笹(ささ) 1月7日 七草 5月5日 菖蒲
5 ア・ウ・エ 宮城県仙台市、神奈川県平塚市、愛知県一宮市・安城市