こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
「鬼の霍乱(おにのかくらん)」という言葉を知っていますか?
普段は体が丈夫な人で病気と縁遠い人が、
病気になって元気のない様子を言います。
この「霍乱(かくらん)」ですが、
暑気(しょき)あたりということで、
現代の熱中症のようなものではないかという説と、
下痢(げり)や嘔吐(おうと。食べたものをはきもどす)の症状があるとかで、
食中毒のようなものではないかという説があるようです。
「霍乱」は夏の季語であることから、
夏に体調をくずした状態を指すことは間違いないようです。
日本の夏の暑さは昔から鬼も恐れるようなものだったのですね。
熱中症は暑い環境にいる時に起こる体の障害全般を言います。
体内の水分や塩分が不足するとそうなるので、
こまめな水分補給をすることが防ぐ方法ですが、
朝ごはんをきちんと食べることも大事なことです。
寝ている間に失われた水分・塩分・糖分などを補給しない状態で、
暑い環境に出て行くと熱中症にかかりやすくなります。
もうすぐ夏休みですが、
朝ごはんを食べられる夏休みになっても規則正しい生活をしなければなりません。