こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
2022年の合計特殊出生率が1.26と過去最低の水準になりました。
合計特殊出生率というのは、
1人の女性が生涯に平均的に子どもを産むの数の推計です。
中学受験用のテキストにも出てくる言葉であり、
2005年の合計特殊出生率が1.26になった時は、
「日本の合計特殊出生率を次から選びなさい」という類の出題が見かけられました。
2005年と比べて大きく異なるのは出生数です。
2005年の出生数は約106万人だったのに対して、
2022年は約77万と約30万人減っています。
出生率が同じでも人口が減っていますから、
出生数はもっと少なくなってしまいます。
2022年の死亡数は約156万9千人で、
前年よりも約13万人増えています。
まさに少子高齢社会です。
日本の人口が1年間に約79万人減ったとのことです。
2022年の都道府県別人口42位の佐賀県が約80万人です。
人口だけで言えば、
1年間で人口の少ない県が一つ消えてしまっているわけですね。
厚生労働省は新型コロナウイルスの感染拡大期に、
婚姻数が減少した影響とみているようです。
日本の場合は、
結婚がその後の出産に直結する傾向があるからのようです。
少子化の原因の一つに「晩婚化」ということも習いますね。
今週の6年生の授業で、
中国が一人っ子政策をやめたということが出ていますね。
さて、人口が減少することでどのような問題が起こるのかを考えてみましょう!