こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験コースです。
2022年5月15日は沖縄が本土復帰して50年です。
沖縄県はかつて独立国だったのですが、
江戸時代、現在の鹿児島県を治める大名に支配されていました。
明治時代、日本に組み込まれました。
1879年には「沖縄県」になったのですが、
納税や兵役の義務は早くから課せられていたのに、
沖縄の人々の県議会や国政選挙の参加が本土よりも遅れて実施されるなど、
差別を受けていました。
太平洋戦争では戦場となりました。
1951年にサンフランシスコ平和条約が調印され、
1952年4月28日に日本は独立を回復しましたが、
1972年まで沖縄は占領下におかれたままだったのです。
1952年4月28日は、
日本にとっては「主権回復の日」ですが、
沖縄にとっては「屈辱の日」となりました。
やってみよう!
1 沖縄がかつて独立国であった時は何と呼ばれていたか答えなさい。
2 1を事実上支配していた江戸時代の藩を答えなさい。
3 太平洋戦争で沖縄の地上戦が始まったのは西暦何年何月のことだったか答えなさい。
4 沖縄が本土復帰を果たした時の日本の首相を答えなさい。
5 米軍基地の移設に関して、政府と沖縄県で対立しているのは、
何という基地をどこへ移す計画に関してか。
次の( )内にあてはまる語句を語群から選んで書きなさい。
住宅地にある( )飛行場を名護市の沿岸部にある( )に移設する計画
語群:那覇 辺野古 嘉手納 普天間 首里 ヤンバル
答え
1 琉球(王国)
2 薩摩藩
3 1945年3月
6月23日に戦闘が終わったことから、6月23日は「沖縄慰霊の日」という沖縄県民の休日になっている。
4 佐藤栄作
5 普天間(ふてんま) 辺野古(へのこ)
2022年5月14日のブログもご覧ください。