こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験コースです。
2022年は日中国交正常化50周年でした。
中華人民共和国は1949年に建国されていますが、
日本と国交が正常化したのは1972年9月29日でした。
かつて日本と中国(中華民国)は戦争状態にありました。
1945年に日中戦争は終わりましたが国交は途絶えたままでした。
中国では国民政府(国民党政府・中華民国)と中国共産党が内戦状態にありました。
その内戦で優勢になったのが中国共産党で、
国民政府は台湾に逃れました。
そして、前述のように、1949年、中華人民共和国の建国を宣言しました。
しかし、国際連合の中国代表権は国民政府(中華民国)にありました。
ですから、独立を果たした日本は、日華平和条約を結んで中華民国と国交が回復しました。
1971年国連総会で中国の代表権は中華人民共和国にあるとされ、
常任理事国も中華民国から中華人民共和国に移りました。
日本は1972年に日中共同声明に署名し、
中華人民共和国を中国の政府と認め、台湾(中華民国)との関係を断ち、
中華人民共和国との国交が正常化しました。
しかし、民間や議員同士の交流はあります。
やってみよう!
1 日中共同声明を署名した時の日本の首相を答えなさい。
2 日中共同声明を署名した時の中華人民共和国の首相を次から選びなさい。
ア 毛沢東 イ 周恩来 ウ 鄧小平 エ 習近平
3 中国との国交が正常化した証として、中国から贈られた動物を答えなさい。
4 1978年には日中平和友好条約が結ばれたが、その時の日本の首相を選びなさい。
ア 吉田茂 イ 池田勇人 ウ 佐藤栄作 エ 福田赳夫
5 中国が領土と主張する日本が国有化した東シナ海の島々を答えなさい。
答え
1 田中角栄
2 イ ア:中華人民共和国建国 ウ:経済発展の実現 エ:現在の国家主席
3 パンダ
4 エ
5 尖閣諸島