こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験コースです。
10月14日は「鉄道の日」です。
さらに2022年10月14日は鉄道開通150年です。
1872年10月14日に東日本初の鉄道が開通しました。
新橋ー横浜間の約29㎞を約50分で結びました。
蒸気機関の船を蒸気船と言ったのに対して、
蒸気機関車は「陸蒸気(おかじょうき)」と呼ばれました。
2019年にJR東日本の品川駅の改良工事や周辺開発によって、
石垣が発見されました。
これは「高輪築堤(たかなわちくてい)と言って、
海上に線路を通すために造られた堤防です。
明治時代の蒸気機関車はこの約2.7㎞もある堤防の上を走っていました。
なぜ海上に堤防を造って線路を敷かなければならなかったのか。
理由のひとつに軍の敷地を通す許可が得られなかったということがあります。
鉄道建設自体の反対もあったようです。
建設に多額の費用がかかることや街道で働く人の職がうばわれることを心配したようです。
やってみよう!
1 日本の鉄道建設の技師として招かれた人物はどこの国か答えなさい。
2 今年2022年9月に亡くなったイギリス女王は名古屋から東京まで新幹線に乗っている。
女王の名前を答えなさい。
3 開通したばかりの日本の鉄道の様子は、多色刷りの木版画で見ることができる。
その多色刷りの木版画を何というか、漢字2字で書きなさい。
4 西南戦争で反政府軍の指揮をとった人物も鉄道建設に反対だった。
その人物を答えなさい。
5 上の文章から、鉄道が開通した頃の蒸気機関車のおよその時速を次から選びなさい。
ア 約15㎞
イ 約25㎞
ウ 約35㎞
エ 約45㎞
オ 約55㎞
答え
1 イギリス
2 エリザベス女王(エリザベス2世)
3 錦絵
4 西郷隆盛
5 ウ 速さ=距離÷時間